24

May

国道246号バイパス建設促進議員連盟総会に参加

◆早期全線着工を目指し決議

 秦野市文化会館にて平成30年度 国道246号バイパス建設促進議員連盟総会・研修会が行われ会員として出席しました。

 現在、国道246号バイパス(厚木秦野道路)は、計画路線全線29.1㎞のうち、事業化が13.6㎞(46.7%)です。
 今年度の国の予算は、約51億円(昨年度比1.22倍)と近年横ばいが続く予算付けなのですが、異例の増額となり、私たちの要望活動が実っているのだと感じました。
 また、厚木市は、事業の進捗を促進するため、国庫債務負担行為の手続きを行って当該年度に先出しで土地を購入し、翌年度以降4年間にわたって用地に関わる国庫補助金の交付を約束するシステム「用地国債」10億円を活用するという報告もありました。
 さらに、この道路では、埋蔵文化財の出土が多く、関西地区からも応援を得なければならないほどだという報告もあり、新東名高速道路が1年程度建設が遅れる原因となったことも頷けます。

 今回の総会では、国道246号バイパスの早期全線着工を目指すとともに、強靭な幹線道路ネットワークと安全・快適に利用できる道路の着実な整備に必要な財源確保と予算か拡大を図るため、最大限の活動を展開する決議を満場一致で確認しました。
 また、この総会では、道路が通過する中井町の議員も加盟することを役員に一任として確認されました。


 研修の部では、国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所 所長 淡中泰雄 氏によるもので、テーマは「神奈川県内の道路行政について」でした。

 淡中 所長は、管轄内で1番の問題は、車の渋滞による経済損失だと言われており、特に県内の東西方向を結ぶ海老名JCTと狩場IC間が、東名・保土ヶ谷バイパス1本に頼っていることで、東西それぞれの道路本数からすると「横浜環状南線・横浜湘南道路」を早期に完成させ東西方向を2本で結ぶことが重要だと言われていました。

 私もその通りだと感じました。
 最近、市内や市内周辺の状況把握は良くするのですが、県内全域の情報収集ができ、今回は有意義な研修内容となりました。

 総会・研修会を企画・運営して下さった役員の方々に感謝申し上げます。