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May

小田原にて前川喜平氏の講演を聴講

◆前川氏の「今、私が伝えたいこと」

 小田原市のお堀端コンベンションホールにて、前川喜平氏の「今、私が伝えたいこと!」というテーマの講演を聴講しました。

 この講演会を知ったのは、友達の二宮町議が発信したSNSの書き込みで、前川氏が今、私たちへ何を伝えたいのか興味があり参加しました。
 会場は、満席で入口でキャンセル待ちをする方が並ぶほどの人気で、人々の興味の深さを物語っていました。
 但し、平日の18時~ということで参加された方々の平均年齢は高く、選挙の投票に行く年齢層が集まった、そんな気がしたのは私の職業柄かもしれません。

 講演の内容では、トップが強い組織に成り過ぎてしまうと、森友学園や加計学園の問題のように、官僚が物を言えない状況をつくってしまう。
 前川氏が在籍していた文部科学省では、教育現場で「教育の不当支配」へと繋がる可能性が懸念されていると心配をされていました。
 また、安倍総理の一強体制が続くと、戦時中のように「國體(こくたい)」を基本とした政治が中心となる社会になってしまうのではないかとの懸念もされていました。

 さらに、権力が集中した組織として、日本大学アメリカンフットボール部も同様で、物が言えない状況がチームに出来、それがこのような反則となったのだと言われていました。

 この講演会を主催した5.23前川喜平氏講演会実行委員会の小山田大和氏は、「この講演を聴いて、ご来場の皆様が今日から何をするかを是非考え欲しい。」と冒頭で挨拶をされました。

 さて、私として出来ること、それはブログに書くことだと考え、書き込みをしているところです。