18

Feb

商業デジタル化推進セミナー


商業デジタル化推進セミナーに一般市民として出席しました。

本市では、地域経済の好循環の促進や地域コミュニティの活性化等を図るため、令和6年度に向けて電子地域通貨の導入準備を進めています。
商業者、市民、関係団体の皆様と議論を重ね、本市が目指す電子地域通貨の姿を実現させるため、市民の機運醸成を目的としたセミナーが開催されるということで、どのような検討がなされているのかを知るため参加させてもらいました。

一般市民向けの案内でしたのでラフな服装で会場入りしたら、沢山の先輩・同僚市議会議員がネクタイとバッジを付けて参加されており、違和感を感じてしまいましたが、一般市民の一人として参加していると気を取り直していたところ、冒頭に司会から各議員の氏名の紹介が行われ驚いてしまいました。

セミナーの詳細は下記の通りで、パネルディスカッションでは市内の加盟商店のみならず大型店でも利用できることを検討し、加えて電子マネーによるプレミアム商品券で課題として抽出されたチャージの方法についても、行政が指定する窓口だけだったものを、①コンビニエンスストアー、②地域の銀行・口座などを加える見当もされているとのことでした。

また、本市のキャッシュ流通が約1,200億円だと小林教授(ファシリテーター)が触れ、その約36%が電子マネーでなので、その中の何%を今回の電子地域通貨に移行してもらえるかが成功のカギになるのではないかと感じました。

面白いなと感じたのは、岩崎自治会連合会長からの意見で、自治会費を電子地域通貨で集金することや、大型店で利用された分の数%を地域還元してもらうことなど、検討がされていることです。
さらに、自治会SNS「いちのいち」との連携など、地域活性化が実現するような仕様を組み込んで欲しいと感じました。

この地域電子通貨は、住民の理解も必要ですが、市内商業者の理解と努力も成功のカギになると感じました。

<セミナーの内容>
1.基調講演
(1)テーマ: 「電子地域通貨による地域経済好循環”未来のための地域づくり”」
(2)講 師: 大岩 英義 氏
2.パネルディスカッション
(1)テーマ: 「秦野市の末来のために ”私たち” ができることは何か」
(2)メンバー: 岩崎氏(自治会連合会長)、関野氏(懇話会)、小林氏(東海大学)
         大岩氏(基調講演講師)、岡崎氏(秦野市担当課)