10
Nov
総務常任委員会の行政視察3日目は、岡山市を訪れました。
視察のテーマは「電子町内会について」で、岡山市の取り組み内容を勉強するため訪問しました。
岡山市では、1,805町内会があり、電子町内会を活用しているのは102町内会と約6%の普及率となり、市としても普及には至っていないとの見解でした。
但し、自治会の加入率は78.1%と高い状況となっています。その理由については、宅建協会などと連携していることや、賃貸集合住宅の大家やオーナーなども、住民に対し自治会に入ることを推奨するそうです。「ゴミの出し方とかトラブルにならないように…。」と声をかけるそうです。
電子町内会では、運営支援ヘルプデスク(平日(月〜金)9:00〜12:00/13:00~17:00)を設置しており、運営当時は操作方法の問合せが月に80件程度あったそうです。その後、問合せは落ち着き月に2〜3件となったそうです。本市も「いちのいち」を普及させるたえには、運営支援ヘルプデスクを設置すれば、多くの自治会が利用するようになるのかもしれません。
今後、岡山市は国の実証実験を行う、町内会アプリへ手を上げたそうです。
どのように普及していくのか、安否確認などを含め情報の共有ができればと思いました。
また、デジタルで回覧板の配布作業の時間を効率化し、生まれた余裕時間を地域の活動(祭、や交流)を活発にする時間になれば良いなと担当者は話されていました。
なお、岡山市でも近年は町内会に加入しない方々も少しずつ多くなっているようで、ゴミステーションのトラブルなども増えているそうです。
それから、本日は私の61回目誕生日です。
多くの方々からお祝いのメッセージを頂戴し心から感謝申し上げます。
◇岡山市電子町内会
https://townweb.e-okayamacity.jp/