総務常任委員会の行政視察2日目は、尾道市を訪れました。視察のテーマは「新庁舎整備の整備について」で、尾道市役所の建て替えについて計画や進め方などを学びにいきました。尾道市では、東日本大震災が発生した後に耐震強度を測定したところ、「大地震により崩壊又は崩壊の危険性が高い状況である。」との結果が出され、庁舎整備に向けて動きはじめたそうです。また、市長の強い思いもあり市民に対しても行政が丁寧な説明を行うことで反対も少なくなったようです。完成した新庁舎は、客船をイメージした建物で、開放スペースが設置されており朝8時30分〜夜9時まで利用できるようになっており、結婚するカップルの写真スポットになったこともあるそうです。観光地にある尾道市にもう一つ観光スポットが増えたように思います。財政面については、基金を平成26年2月に設置し、約9億円(支所庁舎分含む)が積み立てられたそうです。また、建設場所については、利用が少なくなった公会堂が隣にあったというのも好条件だと感じました。◇新庁舎整備の進捗状況https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/site/cho-sha/list102-261.html