23

Feb

防災講演会

◆知らない内容も
 令和4年度防災講演会がクアーズテック秦野カルチャーホールで開催され参加しました。
 講演は下記の通りで、永井氏の基調講演は、秦野市に関連する調査なども多く、有意義な内容でした。

 100年前の関東大震災では市内で死者171人、行方不明10人、全壊1,490戸、半壊2,640戸、全焼233棟、流出他25棟と建物の倒壊、土砂災害、火災などによる死傷者が多かったようですが、現在では建物の耐震強度も向上しており、かつ100年前のように薪で料理をすることもないので、被害は少なくなる可能性もあると思います。但し、100年前と比較して里山の近くまで開発が行われ宅地が造成されいますので、土砂災害による災害の危険性は増しています。
 私たちは、100年前の出来た震生湖を思い浮かべ、「災害は忘れた頃にやって来る。(寺田寅彦氏の言葉?)」の通り、今以上に自助、共助の備えをしていかなければならないことを改めて確認した講演会でした。

 なお、講演の中で紹介された、震生湖の句碑、土砂災害の痕跡や名古木の球伝寺にある「いとこ地蔵」、菩提会館前にある復旧記念碑、古峯神社の火伏せの神については、正直、知らない部分が沢山ありました。

 <講演会の内容>
 (1)基調講演
  テーマ:関東大震災から100年、教訓を踏まえてこれからの災害に備える」
  講 師:横浜地方気象台 次長 永井佳実 氏

 (2)補助金を活用した自主防災会組織の活性化について
 (3)避難所運営について