27

Jan

鳥獣対策の誤解

◆私も誤解していた

 令和4年度大山丹沢山系鳥獣等問題市町村議員連絡協議会研修会が伊勢原市文化会館で開催され出席しました。

 研修の講演は下記で、とても面白く興味深い内容でした。
 鳥獣対策は①餌をやらない、②すみか、ひそみ場をなくす、③悪い個体を捕獲する、ということに加え「追い払い」と言われていました。

 そして、「イノシシは何が好物ですか?」という質問は「人間は何が好物ですか?」と同じで鳥獣も個体毎に餌の好みも異なり、地域でも好みが異なるそうです。その対策としては、地域毎に好物のデータなどを集め分析する必要があるということでした。

 また、島根県美郷町の例として紹介された『地域住民が鳥獣対策を練習する共有ほ場にあるホワイトボード』に記載されていたことです。その内容は①鳥獣とは、あなたがあなたの田畑に動物を餌付けしているだけ、②対策とは餌付けを止めたら良いだけ、③動物を何とかするのが対策と思っている3人に引きずられでは駄目、補助金欲しがる集落に成り下がっちゃ駄目、④目的は収穫であって鳥獣対策ではないぞ、⑤動物を引き寄せる増やしてしまう守れない畑を、動物を引き寄せない増やさない守りやすい畑に変えながら、ですが、本当に興味深い内容でした。

 <講演>
 テーマ:「野生鳥獣対策等のよくある誤解について」
 講 師:かながわ鳥獣被害対策支援センター
     石川智弘 氏


◆組織の新春の集い
 出身組織である日立製作所労働組合神奈川県西支部の「新春の集い」に出席しました。
 出席された各種専門委員の方々と久々に色々な会話をさせて頂きました。久しぶりの組織での懇親会行事にテンションが上がり過ぎてしまいました。
 やっぱり、Face to Faceは今後も必要だと思いますし、効率も重視したハイブリット方式も必要だと思いました。