05

Nov

議会報告会

◆総務常任委員会

 総務常任委員会による第9回議会報告会(意見交換会)を秦野市役所本庁舎で開催し、副議長としてご挨拶を行うと共に委員として意見交換に参加しました。

 市民団体として防災アドバイザーと学生団体E4にご協力を頂き、テーマは、1班「様々な視点から防災意識の高揚について」、2班「大規模な災害が発生した場合に備えた防災対策としての広域連携・後方支援について」として、基本的な考え方として1班「防災への意識高揚を図るため、女性や若年層お参画へ」、2班「災害に対する自助力を強化し、円滑な広域連携・後方支援活動へ」と定めました。

 今回の意見交換では、これまで総務常任委員会のメンバーだけで検討した内容が正しいのか?市民や若者との意識のズレを把握するために実施していますが、災害や防災に興味を持ってもらうための手段を沢山聞くことがができました。
 これは私が参加した1班での気づきですが、
一つは防災意識を高めるには各年齢層・性別で異なるアプローチが必要ではないかという意見が出されたことです。若者はYouTubeを良く見ていた平塚市では、仮想デート危険な場所を回るという動画がYouTubeにアップされていることも知ることができました。また、秦野市のホームページのトップには「総合防災情報」というサイトがあり市内のマップが見られるようになっているのですが、そのことを知っている方がどの程度いるのかという疑問の声も出されました。もちろん、高齢者層の方々には冊子などの紙媒体にする必要があるとの意見も出されました。
 二つ目は、災害や防災は家族で考えることが大切だと言われる防災アドバイザーがいらっしゃいました。子どもの頃から防災などについて、家族で避難訓練に参加したり、家族で話し合いをすることは大切なことだと思いました。
 また、東日本大震災でも「釜石の軌跡」と言われているように、中学生は平日の地元にいるので、どのように意識を高め地域の防災に尽力頂くかなどの意見も出されました。北中学校は地元消防団と連携する取り組みをしていることも紹介されました。


 本日、貴重な時間を議会報告会に割いて頂き本当にありがとうございます。
 頂戴した意見を基に、再度検討を進め「政策提言」に繋げたいと思います。