21

Aug

電子地域通貨

◆セミナー参加
 秦野市主催による第2回商業デジタル推進セミナー「電子地域通貨が潤す地域経済〜秦野市の未来のために〜」が秦野商工会議所にて開催され参加しました。
 講師は、2017年に飛騨地区で「さるぼぼコイン」導入を手がけた 古里圭史 氏で、分かりやすく さるぼぼコイン の状況を説明され、地域経済のみならず、地域コミュニティーの活性化を図る可能性があることが分かりました。
 また、「さるぼぼコインタウン」というサイトを立ち上げ、さるぼぼコインでしか購入できない商店の料理や不動産など、裏メニューを掲載し電子地域通貨の価値を高める努力をしています。  私が感じたことは、市内の貨幣を循環させるためには市内の商店などの商品やサービスを購入してもらう必要があります。但し、現状では大手スーパーなどに勝てる状況にはない様に感じます。電子地域通貨の導入を機に自らが商品やサービスを考える機会となることにより、商店会の商品の価値が上がる可能性があります。
 今年度、懇話会で検討を進める予定ですので、本市らしい設計になることを期待しています。

 また、第2部として「地域経済の活性化とシビックプライドの醸成」というテーマで、パネルディスカッションも行われました。

 その後、古里氏の控室に押しかけご挨拶をさせて頂き、C2C(63億円)に対しB2B(9千5百万円)と低調な理由などについて意見交換させて頂きました。

 □さるぼぼコイン
 https://www.hidashin.co.jp/coin/

 □さるぼぼコインタウン
 https://www.hidashin.co.jp/coin/town/index.html