09

Apr

医学生への理不尽

◆医学生への理不尽
 『行政の羅針盤』オンライン勉強会に参加し、下記内容で勉強をさせてもらいました。
 「研修医奴隷」、「地域枠制度」という言葉は聞いたことはありましたが、十分な理解をしていませんでした。
 各都道府県が、医学部を持つ各大学に地域枠と称し奨学金制度で医学生をサポートするという聞こえは良い制度だが、内容をお聞きしたところ、途中で抜けることができない言い換えると奴隷のように扱われる制度に悩んでいる医学生が非常に多いという内容です。
 大学医学部を目指すには、もちろん非常に高い学力が必要ですが、加えて高い学費を支払う経済力も必要となってきます。学力が高くても経済力が低ければ医師になれないというのが日本の社会となっているのです。
 そこで出来たのが「地域枠制度」で、大学の奨学金を都道府県が負担するもので6人に1人の医学生が利用していそうです。但し、利用した学生は負担した都道府県が指定する地域や医療機関で8年間仕事をしなければならない厳しい内容となっているのです。
 一般の方々から聞くと、「分かって進学したので問題ないようね。医者になれるんだし!」と言い返されそうですが、確かにそういう見方もあるかと思いますが、例えば、地域枠制度の奨学金を一括で返金したとしても、この制度から抜け出すことができない大学側の対応が現実にはあるそうです。
 今、日本は医師不足だと言われており、秦野市も秦野赤十字病院が6年前に分娩業務を休止し現在も再開には至っていません。また、過疎地に行くと、全ての病気の診療を行う「ドクター コト―」の様な医師がいないと人々の健康を守ることができません。
 黒田医師がい言われるように、インセンティブ+経済支援、そして、制度の緩和をすべきあだと感じました。
 本市も、看護師を目指す学生への支援金はありますが、医師を目指す学生への支援策はありません。市民病院がない秦野市では、将来を見据えて議論する必要があるのではと感じました。

 本日は、長時間にわたり現状や課題のご説明、また、私たちの質問にもご対応頂き本当にありがとうございました。

 <内容>
・テーマ:医大生が問いかける日本の医療を腐敗に追い込む医師の「地域枠制度」
    ~地域の医療や教育を守るためにやるべきことは?~
・講 師:坂根みち子 医師(循環器専門医)
     黒田麻衣子 先生(高校国語専門塾開設)
     谷 悠太 医学生(慶應義塾大学医学部4年)



◆vs大垣ミナモ

 JD-league第2節大垣大会(大垣市北公園野球場)、日立サンディーバは大垣ミナモと対戦し3対2で勝利しました。
 私もオンラインで日立サンディーバを応援しましいた。
 マクイリン投手で得点を許しましたが、田内投手→坂本投手が0点に抑え、最終回の表でフリッペン選手が3塁打、高瀬選手がエンドランを成功させ1点を追加し逃げ切りました。

 □ 地区シリーズ 第2節(結果:ミナモ 対 日立)
 https://jdleague.jp/game_lives/vod/2645/



◆ 市長の投票当日LINEで呼び掛け記事
 今朝の神奈川新聞に、「秦野市長選投開票日当日にLINEで投票呼び掛け 高橋市長謝罪「私の危機管理に甘さ」」という記事が掲載されていましいた。
 この事実は、私のメールマガジンでも書きましたが、3/16(水)の一般質問で初めて知りました。
 応援した候補だからこそ、残念でなりません。

 □ 秦野市長選投開票日当日にLINEで投票呼び掛け 高橋市長謝罪「私の危機管理に甘さ」(神奈川新聞)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3bc5aa5f1c12ba538ac78ef4b25dfd189ca9f9be