27

Jan

オンライン視察を傍聴(可児市)

◆素晴らしい取組みを傍聴

 秦野市議会 議会運営委員会のオンライン視察を自宅から傍聴させて頂きました。

 当初、議会運営委員会ならびに、3常任委員会は、オンサイトでの視察を計画していたのですが、オミクロン株の感染拡大により、視察先の受け入れやまん延防止等重点措置が多くの都道府県に出されオンサイトでの実施を断念しました。
 今回、議員運営委員会で視察する予定だった岐阜県可児市議会は、オンラインでの対応が可能で、本市議会として、委員会では初となるオンライン視察を下記内容で実施することとなりました。
 私は、議会運営委員会には所属していなのですが傍聴は可能ということでしたので、マイクとビデオを切って発言することなく参加させてもらいました。

 内容についての感想ですが、全てについて先行していると感じました。
 興味を引かれたのは4点です。
 まず、1点目は、議長選挙で、立候補時にマニフェストを掲げ当選したら議員全員でマニフェストの実現に向け検討と実行をするということです。秦野市議会では、議長は任期数順というケースが高く、かつ議会を代表する立場なので個人的な発言や想いを全面に出してはならないという慣例のような暗黙の決まりのような雰囲気があります。可児市議会は、政局や政党に捉われずに議員全員で取組んでおり、現在の秦野市議会では高いハードルだと感じました。
 2点目は、一般質問で重要な内容だったと判断された場合、所管の常任委員会で調査するということです。秦野市議会では、いち早く一般質問をした方に調査権限が与えられるような暗黙の決まりがあります。
 3点目は、常任委員会で代表質問をするということです。これは2点目と近い考え方があるので、個人で課題を提起した場合、その課題を個人でクリンチするのではなく、市議会全体の課題として解決策を検討することです。
 4点目は、「市民にしゃべってもらう議会報告会」です。参加者が1人でも実施する意味があるということと、柔軟(ワークショップやオンライン形式)な対応、かつ「ママさん議会」や「高校生議会」を議会が主導して実施していることです。
 全てにおいて見習う必要があり、秦野市議会でも合意が取れるところから少しずつ導入できるように、議会運営委員会に働きかけたいと思います。

 それからオミクロン株が感染拡大している中で、秦野市議会側は会議室に集合してオンラインを実施していました。せっかくのオンラインの有効性(感染リスク削減)が薄れるのではないかと感じました。その辺も検討しなければなりません。

 ご対応頂いた、可児市議会の山田議長、山根副議長、川上議員には心より感謝申し上げます。

 ●議会運営委員会視察
 ・視察先:岐阜県可児市議会
 ・テーマ:「議会改革等の取組(議会改革の歩みと議会運営サイクル)について」
 ・日 時:1月27日(木)午後1時~