09

Feb

RPAのオンライン視察

◆千葉県佐倉市を視察

 佐倉市役所 情報システム課殿を会派(市民クラブ)でオンラインにて視察しました。

 佐倉市は、人口規模や東京からの距離などが類似しており、庁内で取り扱うデータ量なども近いのではないかと、政府が推奨しているRPA(Robotic Process Automation)の導入状況や体制などについて視察することにしました。

 RPAとは簡単に説明すると、会社や企業の事務作業を担うホワイトワーカーがPCなどを用いて行っている一連の作業を自動化できる「ソフトウェアロボット」のことで、一般的に効率向上や時間短縮といった利点があると言われています。


 佐倉市殿は、詳細に纏めたプレゼン資料を私たちと共有し、RPAの導入背景、流れ、効果、展開状況、課題と今後の展開など、丁寧なご説明をして下さいました。

 私が印象的に感じたのは、RPAのメリットで、「職員が従事する時間が少なくなるのであり、処理時間が『短縮』されるわけではない。」、また、「自動化により『ミスを極小化』される。」ということです。
 さらに、効果が出ない業務もあるようで、導入してみないと分からないケースもあるそうです。

 私は、市職員(人)は、定型作業をパソコンの前に張り付いて仕事をするのではなく、変化する街の未来をどの様にすると、そこに暮らす市民が幸せになるのか知恵を使うことにシフトして欲しいと考えています。

 なお、本市情報システム課や行政経営課にも、このオンライン視察に参加して頂きましたので、より効率的な導入体制・方法を検討してくれることを期待しています。

 最後に、佐倉市役所情報システム課ならびに議会事務局の皆様、視察のご対応ありがとうござました。