26

Oct

浄水管理センターを見学

◆国の実証事業「B-DASH」
 議会運営委員会へ出席し『通年会期制』を議論した後、本市の浄水管理センターの見学を行いました。

 先日、「秦野市公共下水道全体計画見直し案」勉強会をした際、現状の状況確認のため、会派(市民クラブ:大野議員、野々山議員、私)の3人で施設見学を行いました。

    ▲反応タンク(エアーレーションタンク)

     ▲沈殿の状況(左側:昨日、右側:今日)
 市議会議員に当選した当時、都市建設常任委員会に所属したこともあり見学はしたのですが、今回の見学では平成28年度からの事業で国土交通省 下水道革新的技術実証事業「B-DASH」が行われており興味深く説明を受けました。この実証事業は、㈱大川原製作所、秦野市、関西電力㈱との共同研究体で行われているもので、汚泥を水分20%まで乾燥させ肥料や燃料とするものです。

                          ▲B-DASH

 個人的にも大きな可能性を感じるのですが、設備(維持管理を含む)のコストや販売先までの運搬コストなど、課題も多いようです。

 本市は、再生可能エネルギーとしてバイオマスなどの検討をしています。私たちの立場で勝手に夢を語るのは簡単ですが、少しでも本市のプラスになるよう、知恵を絞りたいと思います。

 ■温室効果ガスを排出しない次世代型下水汚泥固形燃料化技術
 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001328432.pdf
 ■下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)
 http://www.nilim.go.jp/lab/ecg/bdash/bdash.htm




 お忙しい中、見学の対応をして下さった職員の皆様、本当にありがとうございました。


 ▲難しい議論となった「通年議会制」