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May

メールマガジン【2015/5/30 配信】 44号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 44号 2015/5/31

 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
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 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
 メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:○西中学校と西公民館等の複合化施設整備運営に応募ゼロ
         〇市内小学校の体罰1件を認定
 ┏ 活動紹介 :〇第4回議会報告会へ80名の参加者が
 ┏ お知らせ :〇平成27年第2回定例会(6月議会)が開催されます
         〇公共施設利用者負担の適正化に向けた実証実験7月から
         〇10月より市役所の休日窓口サービスを一部日曜日へ
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 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇地方創生を市民の皆さまと考える◇
 5月16日、テーマ『「地方創生」生き残るまちづくり~市民ができること
~』という講演を聴き、秦野市を今後どのようにするべきか、市民の皆さまと
ともに考えることが大切だということを改めて感じました。
 この講演は、私たち秦野市議会で開催した「第4回議会報告会」の第2部で
開催したもので80名の方々に参加をいただきました。
 私は、常々「地方創生」とは何か。また生産年齢人口を増やし、税収を維持
する努力を行政や議会が頑張るだけで本当に解決できるのかという疑問を抱き
ながらも、今私ができることは何かを考え、行政に対し生産年齢世代が住みた
くなるような施策や街のPR宣伝をする部署を設置するなど、多くの提案を実
施してきました。このことについては、間違いではなかったと考えています。
 しかしながら、深く考えてみると、少子高齢化が今後さらに進む中で、本市
の税収を確保し、全ての行政サービスを維持するということは、国の借金が1,
000兆円を超えている日本国内では困難なことだと思いました。
 そこで私は、今後財政的にも苦しくなる街の将来を行政や議会だけで考える
のではなく、市内に暮らす市民の方々にも一緒に考えてもらう切っ掛けになれ
ばと考え、議会活性化特別委員会へ講演会を同時開催する提案を行いました。
 その結果、議会活性化特別委員会の委員の皆さまに賛同を得ることができ、
今回の講演会の同時開催となりました。
 講師の一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)松藤保孝 事務局長
によると、住民の皆さまは、この秦野をどのような街にしたいのか、市民とと
もにイメージし、その目標に向け具体的な施策を講じることが、「地方創生」
だと言われていました。また、住民の方々には、行政と議会とともにあるべき
街の姿に近づくよう協働することが大切だとも言われていました。松藤 氏は、
さらに目標となる街を、渋谷(24時間眠らず働き高額な収入を得られる街)
とするのか、それとも鎌倉(観光の街)とするのか、はたまた、秦野ならでは
の幸福を感じながら暮らせる独自の街にするのか、今後、多くの議論が必要だ
とも言われていました。また、講演終了後には、「今後、秦野でナンバーワン
を一緒につくりませんか」との話をさせていただきました。
 私は、この講話を聴きながら、今後議会の有志で「研究会」などを立上げ、
市民の皆さまと将来の秦野の姿について夢を語り、実現に向け議論できる場を
つくっていくことを決意しました。

  ■今年度予算審議を説明~議会報告に市民80人~(タウンニュース秦野版)
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 ┏ トピックス
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 〇西中学校と西公民館等の複合化施設整備運営に応募ゼロ
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 5月21日に、西中学校体育館と西公民館等の複合施設整備運営に関しての
事業提案書を受付ける予定となっていましたが、応募を予定していた事業者1
者が5月1日付けで辞退届を提出しました。このことにより、これまで推進し
てきた民間活力を利用した整備運営事業が事実上困難となってしまいました。
この複合化施設の建設は「公共施設再配置計画」のシンボル事業と位置付けら
れ、民間の知恵を活かした公募型プロポーザル方式(DBO方式)を採用し進
められており、全国の議会から多くの視察を受け入れていた内容でもあります
ので、非常に残念な結果だと受け止めています。
 辞退の理由は発表されていませんが、推測すると2020年に開催が予定さ
れている東京オリンピック・パラリンピックに伴う建設ラッシュの影響により、
建設資材や労務費用が高騰し、企業とし利益の確保が難しいとの判断があった
のではないかと考えています。
 今後、この複合化施設の建設につきましては、市としても早期にスケジュー
ル、事業内容、事業手法等について検討を行い、完成が遅れないようにすると
のことでした。
 私からは、この複合化施設の仕様などに関して、これまでに出された懇話会
(秦野市立西中学校体育館、西公民館等の複合施設整備推進懇話会)の方々の
意見を尊重・継承することを強く要望しました。

  ◆進めています シンボル事業(秦野市公共施設再配置推進課発行)
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 〇市内小学校の体罰1件を認定
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 1月30日から2月4日までの間で実施された、神奈川県教育委員会の実態
把握調査において、市内の小学校にて1件の体罰があったと認定されました。
 この調査の目的は、体罰を把握し、適切な対応を講ずることで、児童・生徒
が安全かつ安心して学校生活を送ることができるようにすること。また、各学
校において教職員間の体罰に関する議論や認識を深め、体罰の根絶に向けた取
り組みを進めるための契機になるよう実施されているものです。
 調査用紙は児童生徒及び保護者へ12,566通が配布され、回答数は、小
学校36通、中学校8通の合計44通が寄せられました。そのうち「体罰を受
けた」または「体罰を見た」とする回答が、小学校5件、中学校2件の合計7
件ありました。ただ、7件の中には、同じ案件に関わるものがあり、整理した
とこと、6件の案件が確認でき、その6件について、それぞれ学校長を通して、
事実確認を行った結果、小学校の1件が体罰として認定されました。
 体罰の内容は、昼休みに、女性非常勤講師が、絵の具のついた手を壁にこす
り付けた児童の髪をつかみ、汚した壁面に顔を向かせたというものです。
 今後の体罰の対応については、下記4点が行われます。
<今後の対応>
1.学校長に適切な指導を行うように指示し、学校で個別に指導を行う。
2.不適切な言葉にも十分注意するよう継続し指導していく。
3.各学校で「体罰にならない、信頼関係に基づいた適切な指導」について、
  継続的に教員の意識を高める。
4.教職員コンプライアンスマニュアルに基づき、継続して事故・不祥事の根
  絶に向け、教職員の意識高揚を図るとともに、明るく風通しの良い職場づ
  くりを進める。
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 ┏ 活動紹介
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 〇第4回議会報告会へ80名の参加者が
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 去る5月16日(土)、秦野商工会議所にて「第4回議会報告会」を開催し
80名の方々の参加をいただきました。参加された方々には、心より御礼申し
上げます。
 この議会報告会は、私が議会活性化特別委員会の委員ならびに委員長を務め
ているなかで開催しているもので、今回で4回目となり、年々参加される方も
少なくなり、議会活性化特別委員会では、委員の一部からも、これまでの反省
が活かされてておらず、従来の方法では実施しても意味がないとの意見も出さ
れていました。
 私は、議会報告会を辞めることは簡単だが、少しでも改善しながら継続して
開催することが市民の方々にとって大切だと考え、正副委員長ならびに議会事
務局を交えて検討し、今回の開催に漕ぎつけることができました。
 今回の報告会では、メールマガジンの冒頭にも記載した通り、2部構成で、
前半を平成27年度予算特別委員会の報告とし、今回初めて各分科会委員それ
ぞれから、委員会で質問した内容について、一言(1分間)発言できるように
しました。また、後半を時事テーマ「地方創生」として議会と市民がともに考
える場となるようにしました。
 参加された方々からは、参加者の発言時間が少ないなどの意見も出されてお
り、十分満足をいただける内容にはなっておりませんが、議会の開催合意を得
る上で、ギリギリの時間と内容にさせていただきました。これからも市民と対
話できる場を継続できればと考えています。
 現在、会場で記入頂いたアンケートの集計をしておりますので、結果が出ま
したら、従来通り市のホームページにて公開させていただきます。
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 ┏ お知らせ
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 〇平成27年第2回定例会(6月議会)が開催されます
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 6月2日から22日の期間にて、平成27年第2回定例会(6月議会)が開
催されます。予定されている主な議案は下記となります。
 案件の内容につきましては、下記URLに記載しるとともに、議会開催初日
に市長より説明されますが、案件に対するご意見等があればメール等にて頂け
ると幸いです。

  ◆平成27年秦野市議会第2回定例会提出議案等一覧表
  ◆平成27年秦野市議会第2回定例会会期日程
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 〇公共施設利用者負担の適正化に向けた実証実験7月から
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 本市では、昨年11月「秦野市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針」
を定め、全庁的に公共施設の利用者負担の見直しが進められています。
 しかしながら、公共施設の利用料金負担増に対しては、公共施設を利用して
いる多くの市民や団体より、再検討をして欲しいとの要望が寄せられている中、
全体的な財政面や施設管理上に与える影響や課題を事前に把握しておく必要が
あることから、子どもの共用利用の無償化及び開放していない施設の一般開放
を期間限定で行い、その影響や効果の把握をするものです。
 また、今回の実証実験を通して、本市は、より多くの市民に公共施設やその
利用に係る利用者負担のあり方について関心を持っていただく機会とすること
を考えています。なお、実験の対象施設及び期間等は下記の通りです。
<対象施設と期間>
1.子ども対象施設及び期間
(1)総合体育館             
 ①メインアリーナ(共用利用のみ)         7/1~8/31
 ②サブアリーナ(共用利用のみ)            〃
 ③第1、2武道場(共用利用のみ)           〃
 ④弓道場(共用利用のみ)               〃
(1)中央運動公園 水泳プール           7/1~8/7,8/17~9/6
(2)おおね公園  温水プール           9/1~9/30
(3)公民館 卓球台(利用者に子どもが含まれる場合)7/1~8/31
2.新規開放施設の試行的開放
(1)くずはの家(研修室)             7/1~9/30
(2)桜土手古墳展示館(映像室)            〃
(3)図書館(視聴覚室)                〃

  ◆秦野市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針
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 〇10月より市役所の休日窓口サービスを一部日曜日へ(試行)
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 今年10月より、土曜日の窓口一部開庁を働き方の多様化などにより、第3
土曜日の窓口開庁を翌日の日曜日に振り替える試行を行うこととしました。
 平成22年度より市役所窓口業務の土曜日の一部開庁が行われましたが、本
格運用から5年が経過し、共働き世帯やひとり親家族の増加などにより働き方
が多様化し社会情勢や市民ニーズが変化していることから、今回の日曜日の開
庁試行を行うものです。
 なお、この窓口一部開庁については、試行開始までの期間、市民の皆さまへ
十分周知ができるよう、今後、「広報はだの」や市ホームページ、定例市長記
者会見などで伝えすることになります。

  ◆土曜日に窓口サービスを一部実施(現在の状況)
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 △ イベントカレンダー
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 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。

  ◆イベントカレンダー
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◆本メールの配信を停止および配信先アドレス変更をご希望の方は本メールア
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◆メールマガジンの読者を募集しています。皆様のお知り合いの方に、ご紹介
 頂けると幸いです。お申し込みは、私のホームページからご登録頂けます。
◆次回の配信は6月下旬頃を予定しております。
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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
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