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Dec

市議会有志で「教育」の研修会を開催

◆私が進めている通りの内容が...
 秦野市議会政策研究会の主催で「教育について」と題し、議員有志を募り本庁舎(講堂)で研修会を開催しました。
 忘年会時期にも関わらず、政策研究会の会員議員以外の議員も含め10名の議員が参加してくれました。
 また、研修会には教育委員会の関係者や市立小・中学校の校長・教頭先生なども参加し総勢20名を超える参加者となりました。
 研修内容は下記の演題で、非常に有意義な研修会でした。

 <研修内容>
 ①第1部「義務教育学校制度について」17:30~
  東京大学 大学院 教育研究科 教授 藤江康彦 先生


 ②第2部「学力向上について」18:45~
  塾経営者 古正浩志 先生


 第1部 藤江 教授の講演では、「義務教育学校は、教師の仕事の見直しにも繋がり、働き方改革にもなる。」や「9年間と長く児童・生徒を観ることにより、親と同じ目線で観ることができる。」「子どもが学校や教師を信頼し安心して生活を送ることが出来る。」などのメリットがあるそうです。
 また、私が取組んでいる「学校を中心とした地域コミュニティーの基盤となり、地域のブランド化が構築できる。」などの話がありました。
 さらに、例えば4-3-2年と区切るなど、目的に応じた柔軟な設定ができるともいわれていました。
 本市も少子化の進展により、小・中学校の統合をしなければならない時期が遠からず訪れることが想定されます。
 今から児童・生徒のためになる教育環境づくり「義務教育学校」の研究をし進めなければならないと感じました。

 第2部 古正 先生の講演では、塾から観て、こんな地域には塾を出したくないと思うことは、「学校の先生の授業が上手い地域」「ボランティア団体の方々が無料で生徒を教えている地域」の2つだそうです。
 1つ目として、授業の標準化による「先生の授業の差」を少なくする取組みで、授業スタイル(映像)や授業ノート、テストの共有化をするべきだという提案をされていました。
 塾では、授業の質を上げるため、人気の高い先生の授業映像を共有し、模擬授業なども行われるそうです。
 良い授業とされる先生の説明の仕方や特徴が学べ、かつ自習でも生徒へ観せることができ、非常に有効な手法だということでした。
 その後、教育委員会からの質問の中で、来月から私が一般質問で提案した授業映像アーカイブの仕組みができることになったとの話もあり期待を膨らましました。
 また、2つ目のボランティア団体による放課後授業を学校や児童館、自治会館などで行うことについては、基礎学習を学ぶだけなので教えることをしなくても大丈夫で勉強をする習慣を作るために場所を提供するという話もありました。
 さらに面白かった話としては、秋田県から横浜市に転居してきた親の話です。秋田県が学力テストの点数が高いのは、毎日学校から大量の宿題が出されからのようで、横浜市は宿題が少な過ぎるという悩みを抱えていたそうです。宿題を出して欲しいと思う秋田県からの転居者した親に対し、横浜市の親は塾などに行けず逆に学力が低下すると思っていたそうです。
 どちらが正解かは分かりませんが、思わず「そうか~!」と納得してしまいました。

政策研究会の取組みは、今任期では最後となりますが、今後もこのような機会をつくり、議員が政党や会派を超えて市民のために勉強や議論、課題の共有ができるようにしていきたいと思います。