07

Nov

奇跡は「心の置き場」で起こる!

キリンビール高知支店の奇跡!

 昨夜、保健福祉センターにて、秦野市職員(ひと)づくり研修所の主催による「キリンビール高知県の奇跡~理念とビジョンによる行動変革~」が著者 田村 潤 氏(元キリンビール株式会社 副社長、現在100年プランニング代表)による講演を一般市民として聴講させて頂きました。
田村 氏は、シェアが低回している高知支店へ異動し、現場の意識改革をすることにより3年でV字回復が始まったそうです。
 その奇跡は、下記4つにより実現したそうです。

 ①社員全員(12人)が「自分の足で立つ」へ。仕事の立ち位置を変えた
 ②本当の的は、自社の官僚的な風土
 ③ビジョンによるマネジメントの転換
 ④徹底したローカル化により、普遍性(グローバル化)を手に入れた

 また、現在の企業において、不祥事が発生しているのは、「現場力が低下」「理念の徹底不足」だと言われていました。
 さらに、「上司が言ったから」「方針だから」と他の責任にせず『自分の足で立つ』ことが大切であること。
 そして、数値目標だけにとらわれず、誰のためにやるのかを『心の置き場』取組むことが大切だとも言われていました。
 なぜなら、高知支店のメンバーは、あの時の5年で人生が変わり、幸せになったと全員が言っているそうです。

 私も、ついつい出来ない理由を探して、自分自身で納得していることがあります。
 田村 氏が言うように、自分で決めたことはやり切るように努力しなかればならないと改めて感じました。

 本も読ませて頂きましたが、本講演を企画・運営して下さった、秦野市職員(ひと)づくり研究所の方々に感謝申し上げます。