20

Apr

会派勉強会

◆DXの議論

 「秦野市工業振興基本計画案」に対する会派(市民クラブ)の勉強会を行いました。

 この計画案は、産業の中心である工業の一層の振興を図るため、本市が展開すべき工業振興施策の方向性及び指針を示すものです。

 計画案は、中小企業にDX(デジタル・トランス・フォーメーション)を導入することをメインに計画が組み立てられています。
 私は、「中小企業にDXを導入することは否定しませんが、行政が理解できない中での導入支援は難しく、投資した分の効果が得られるのかなど、非常にハードルが高い。コーディネーターの設置が必要であり、設置できないのであれば絵に描いた餅になる可能性が高い。」、また「東海大学にある高価なマシーンを市内中小企業に空いている時間帯のみ開放するとのことですが、これも、例えば大学側にコーディネートする方がいないと利用は難しいのではないか。」など、数点の意見をさせて頂きました。

 また、意見交換では、市内には自動車部品などを開発・生産している会社が多く、EV化となると仕事を減らす可能性もあり、その支援を行政で出来ないのかとの話などが盛り上がりました。
 さらに、横須賀市などが実施しているように、ベンチャー企業などを市が積極的に誘致支援を行うようなことも検討すべきとの話をさせて頂きました。

 なお、この計画案は、5月15日(土)までパブリックコメントが行われていますので、ご意見がある方は産業振興課まで、 概要・提出用紙にてお寄せ下さい。

 □現在募集中のパブリックコメント及びこれまでの結果
 https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1544578573775/index.html