03

Aug

オンライン視察 本番

◆教員の退勤時間が1時間早くなった

 GIGAスクール構想を目前にして、町田市学校教育部教育センター殿をオンライン視察しました。

 コロナ禍で県外の視察を自粛している中、我が会派(市民クラブ)は、感染のリスクを伴わないGoogle Meetによるオンライン視察を実施しました。
 視察の内容は「学校のICT環境の推進について」で、2017年からG Suite for Educationをグループウェアとして教育現場で試行している状況や成果をお聞きするものです。
 町田市の視察は、学校で利用しているGoogle Meetで資料を共有し、説明を受ける形で進められ、多くの質問に対し的確な回答とアドバイスを頂戴しました。
 中でも、素晴らしいと感じたのは下記の点などです。

(1)グループウェア(G Suite for Education)は教育関係者には無償であること
(2)個人情報などのセキュリティー面の管理が充実していること
(3)導入後、教員の退勤時間が1時間程度早くなったこと
(4)生徒同士が情報共有して切磋琢磨すること

 現在、教員の多忙化は、ブラック企業とも揶揄され早期の改善が求められています。その突破口となるのではないかと感じました。

 今年度、国が進める「GIGAスクール構想」は、生徒一人一台のタブレット費用と校内の無線LAN整備費用が補助金として出され進められます。
 町田市は、今後の課題として「5年後の機器リプレイスの費用をどのように捻出するか心配である。」と言われていました。この心配ついては、安定した教育を継続する上で国の支援の継続が必要だと思います。

 またSNSで、このオンライン視察のことを知り、伊勢原市議会 相馬 議員、厚木市議会 高橋 議員も、この視察を傍聴に来られました。

 今回のオンライン視察にご対応頂いた町田市殿には心より感謝しており、今回頂戴した情報を基に本市のGIGAスクール構想が成功するよう尽くしたいと思います。