31

Aug

メールマガジン【2017/8/31 配信】 71号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 71号 2017/8/31

 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
───────────────────────────────────
 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
 送り先E-mail:shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:〇下水道料金3,382,017円返還へ
         〇市内工場から基準値以上のふっ素化合物が検出される
         〇秦野市議会災害時等対策訓練を実施(8月26日)
 ┏ 活動紹介 :〇戦没者追悼祈念式典に出席
         〇新・沼代自治会館の会館式に出席
         〇西中学校で理科実験用機器を整備
         〇中地区教職員組合主催の教育フェスティバルへ出展
         〇日立かながわ子どもサミットの工場取材で挨拶
 ┏ お知らせ :〇秦野市総合防災訓練(9月3日(日)9~12時)
         〇第3回定例会(9月議会)の開会(9月5日~)
         〇第70回秦野たばこ祭(9月23・24日(土・日))
───────────────────────────────────
 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇平和な社会を◇
 私たちの生活は、インターネットやメール、SNS(ソーシャル・ネットワ
ーク・サービス)などにより、非常に便利になってきています。
 また、私たちは、この便利なツールにより、全世界から好きな情報を瞬時に
得ることや同じ趣味を持つ方々と知り合うこともできるようになりました。今、
そのSNSを利用することにより、意見や思想がより強固になっていくことが
懸念されており、このことを「エコチャンバー現象」と呼んでいます。
 米国でトランプ大統領が誕生したのも、この現象が影響したのだと一部では
言われています。例えば、SNSの論争で「大統領が好き」VS「大統領が嫌
い」という構図ができ、それぞれの意見が合うグループ「好き」「嫌い」で、
エスカレートするというものです。さらには、対立するグループを非難する暴
言や排除しようとする暴力的な行動へと発展することがあり問題になっていま
す。もちろん、世の中には人の数だけ考えがあると言われていますので、意見
や考えが異なることは当然ですが、顔の見えないSNS環境の中で過度に盛り
上がり、時には物理的な攻撃へ転じることもあります。
 その解決策として27日の某テレビ番組で、思想家の丸山眞男氏が書き記し
たノート3冊が没後に纏められた「自己内対話」という本の内容が紹介され、
私は素晴らしい考え方だと思いました。その本の中には「自己内対話は、自分
の嫌いなものを自分の精神の中に位置づけ、あたかもそれが好きであるかのよ
うな自分を想定し、その立場に立って自然的自我と対話することである。他在
において認識するとはそういうことだ。」と書かれてあるそうです。
 私も営業時代に自身が販売している商品(サービス含む)は、お客様にとっ
て本当に満足してもらえるものなのか、また、お客様にご迷惑を掛けた時には、
どのように説明・改善を行えばご納得頂けるのか、相手の立場や考えを出来る
だけ客観的、かつ冷静に受止め判断するように努めました。
 また、議会においても、市民にとってどの程度のメリットが生じるのかなど、
出来る限り相手(市民)の話を聞くように努めています。
 異なる考えを持ち、議論することは大切なことです。そして、議論する中で、
双方が納得でき妥協点を探る歩み寄りも必要だと思います。
 世界各地でテロや紛争、戦争が起こっています。丸山眞男氏は、「国際交流
よりも国内交流を、国内交流よりも、人格内交流を! 自己自身の中で対話をも
たぬ者がどうしてコミュニケーションによる進歩を信じられるのか。」とも書
いています。
 私はこれからも異なる声にも真摯に耳を傾けながら、自分自身の中で異なる
意見と対話する努力を続けていきたいと思います。

◆道徳的実践力を高め,道徳的実践を促す道徳教育の展開
 - 対話による道徳の時間の指導の工夫を通して -
http://www.hiroshima-c.ed.jp/web/publish/kenkyukiyou/doutoku.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ トピックス
───────────────────────────────────
 〇下水道料金3,382,017円返還へ
───────────────────────────────────
 昨年9月に本町地区で下水道使用料金の賦課漏れが判明したことをきっかけ
に、全市域で調査を進めたところ、鶴巻地区のアパートの屋外の散水用単独水
道メーターに下水道使用料金を賦課していることが、本年3月下旬に判明しま
した。なお、還付対象期間は使用水量のデータを保存している平成19年4月
の検針分以降で、還付金額は3,382,017円となります。
 この還付金につきましては、第3回定例会(9月議会)にて補正予算として
提案し、10月以降に対象者へご説明した後、還付する予定となっています。
───────────────────────────────────
 〇市内工場から基準値以上のふっ素化合物が検出される
───────────────────────────────────
 本市曽屋1204番地に立地する京セラ株式会社神奈川工場(旧日本インタ
ー株式会社)にて、環境基準を超えるふっ素及びその化合物が検出されたこと
を本工場が神奈川県(湘南地域県政総合センター環境保全課委)へ報告したこ
とにより明らかになりました。
 なお、市としては市民の皆さまへ提供する飲料水の安全性を確認するため、
早急に隣接する本町第5取水場および下流の取水場の調査を実施しました。
結果、いずれも水質基準の10分の1以下と影響がないことを確認しました。
 今後の対応としましては、県にて早急に当該土地周辺の地下水についての調
査を行い、周辺への影響を確認します。また、県は京セラ株式会社神奈川工場
に対し県生活環境の保全等に関する条例の基準に基づいた対策の実施が指導さ
れます。
 「ふっ素及びその化合物」については、本市地下水保全条例の該当とはなっ
ていません。
<調査結果>
1.環境基準超過物質:ふっ素及びその化合物
2.基準超過地点数: 1
3.濃度:      2.0mg/リットル
      (基準値:0.8mg/リットル)
───────────────────────────────────
 〇秦野市議会災害時等対策訓練を実施(8月26日)
───────────────────────────────────
 今月26日、秦野市議会災害時等対策訓練を初めて実施しました。
 これまで議員や議会には、防災発生時の役目が設定されておらず、地域住民
と同じ行動をすることとしていました。
 私たちは、他市の取組みなどを参考に今年4月「秦野市議会災害時等行動マ
ニュアル」を作成しました。
 その行動マニュアルに沿って、今回の訓練を実施しました。
 役割としては各役職により異なりますが、正副議長は震度6弱以上又は、市
本部設置時には、正副議長室にて災害対策会議を設置すると共に議員の安否等
の確認を行うことになります。
 一方、その他の議員は、議会から貸与されているタブレットへ届くメールに、
自身の安否や所在、各地域の被害状況を入力し返信します。
 災害時には、電話回線が混雑し安否確認などができないことを想定し、メー
ルで確認することに決めました。訓練の結果、議員全員の安否が確認されまし
た。
 議員・議会として災害時に貢献できることとして、タブレットの有効活用な
ども含め、さらなる充実ができるよう取組んでいきたいと思います。

◇秦野市議会災害時等行動マニュアル(秦野市役所)
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1490838137113/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ 活動紹介
───────────────────────────────────
 〇戦没者追悼祈念式典に出席
───────────────────────────────────
 今月4日、文化会館にて戦没者追悼祈念式典が開催され、来賓(文教福祉常
任委員会委員長)として参列しました。
 市内出身の戦没者は1,686人、私は恒久平和を祈り献花すると共に遺族
の方々と共に戦争で無念にもお亡くなりになられた方々の追悼をさせて頂きま
した。

◇移動が多い1日に!(秦野市議会議員 やひろ伸二オフィシャルサイト)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/5868
───────────────────────────────────
 〇新・沼代自治会館の会館式に出席
───────────────────────────────────
 今月19日、新・沼代自治会館開館式に来賓として出席しました。
 元児童館だったこの施設を、沼代自治会が管理運営し児童館の機能も継続し
つつ自治会館としても利用するという画期的な取組みです。
 今後は、子ども達だけではなく、サロンなどお年寄りも集える企画なども開
催可能となりますので、沼代地区の自治会の方々の市民力に期待したいと思い
ます。
 その後、自治会長のお誘いにより、同地区の納涼祭にも参加させて頂き、久
々にたっぷりと「盆踊り」を踊りました。
 「太鼓」と「盆踊り」そして焼きそばや焼き鳥、かき氷などの出店に、幼い
頃を思い出してしまいました。

◇児童館を自治会に譲渡(タウンニュース秦野版)
http://www.townnews.co.jp/0610/2017/08/25/395803.html
───────────────────────────────────
 〇西中学校で理科実験用機器を整備
───────────────────────────────────
 今月10日、秦野市立西中学校にて、日立OB(ハイエンス神奈川(ボラン
ティア団体))にて実施している「理科授業支援」の一環として、理科授業の
実験などに使用する電源や計器類の整備(点検・校正)を行いました。
 今年3月、西中学校にて理科授業の支援を開始した際、故障している電源や
計器などがあり、実験に支障を与えていましたので、生徒のいない夏休みを利
用し実施することを理科の先生にお願いし実現しました。
 理科の先生も並行して準備室の整理整頓を行い、今日一日でスッキリとした
理科室に生まれ変わりました。

◇理科授業の環境整備!(秦野市議会議員 やひろ伸二オフィシャルサイト)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/5909
───────────────────────────────────
 〇中地区教職員組合主催の教育フェスティバルへ出展
───────────────────────────────────
 今月21日、中地区教職員組合主催による教育フェスティバルが神奈川大学
湘南キャンパスで開催され、日立ITエコ実験村と日立OBで連携し実施して
いる小中学校での理科授業支援の展示・紹介をさせて頂きました。
 展示ブースでは、秦野市の教員は当然ですが、平塚市や伊勢原市、中井町の
教員たちからも「連絡するので、その際には宜しくお願い致します。」と言わ
れ大きな手応えを感じました。
 日立のCSRの一環での地域活動ですが、私たちの活動が秦野市のみならず
他の市町に拡大することが期待されます。
───────────────────────────────────
 〇日立かながわ子どもサミットの工場取材で挨拶
───────────────────────────────────
 今月22日、日立製作所と神奈川新聞が主催する「日立かながわ子どもサミ
ット2017」に参加した、相模原市立旭小学校の5年生(18名)と引率の
教員(3名)が日立製作所神奈川事業所(秦野)を取材見学に来ました。
 私はオリエンテーションで挨拶をさせて頂き、①県内唯一の盆地、②盆地の
地下に芦ノ湖の約1.5倍の水が埋設、③美味しさ部門全国1位の水、など秦
野市の紹介をさせて頂きました。
 また、挨拶の中で、過去にはテトラクロロエチレンなどによる地下水汚染が
あり、浄化に苦労し2004年に名水復活宣言をしたことなども伝えました。
 今後、子ども達は取材見学の内容を11月までに壁新聞として纏め発表して
もらいます。
 素晴らしい発表となることを期待しています。

◇日立かながわ子どもサミット2016(神奈川新聞記事)
http://www.hitachi.co.jp/area/yokohama/portal/syakaikouken/__icsFiles/afieldfile/2017/01/25/2016_kodomosummit.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ お知らせ
───────────────────────────────────
 〇秦野市総合防災訓練(9月3日(日)9~12時)
───────────────────────────────────
 9月3日(日)9時から12時まで、市内全域で総合防災訓練が行われます。
 訓練想定は、都心南部を震源域とするマグニチュード7.3の都心南部直下
地震が発生し、秦野市曽屋(消防本部)及び平沢(カルチャーパーク野球場付
近)に設置された計測震度計は、いずれも震度5強を記録するというものです。
また、市内全域で大規模な被害が起きており、市街地から山間部に至るまでの
広範囲で被害が発生し、崖崩れや木造家屋の倒壊、住宅火災等が数か所で発生
している想定となります。
 訓練の詳細は、回覧版の資料や下記「実施要領」が掲載されているURLを
ご覧下さい。

◇平成29年度秦野市総合防災訓練 実施要領(秦野市役所)
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1498634688937/simple/H29youryou.pdf
◇平成29年度秦野市総合防災訓練【平成29年9月3日(日曜日)実施】
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1498634688937/index.html
───────────────────────────────────
 〇第3回定例会(9月議会)の開会(9月5日~)
───────────────────────────────────
 9月5日(火)から10月4日(水)の約1か月間、平成29年第3回定例
会(9月議会)が開催されます。
 本定例会は、平成28年度の決算審査などに加え正副議長や各委員会の正副
委員長などの役職を決める定例会でもあります。
 なお、議案としては下記内容が予定されています。
<予定議案>
1.平成28年度一般会計、水道事業会計、公共下水道事業会計、国民健康保
  険事業、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計の決算認定
2.教育長の再任(9月~)に伴う給料月額や減額措置を任期満了まで行うた
  めの条例の一部改正
3.介護保険条例の一部改正(介護保険法一部改正による)
4.消防署西分署建設工事の工事請負契約の締結
5.平成29年度一般会計、公共下水道、国民健康保険事業特別会計、介護保
  険事業特別会計の補正予算
6.専決処分の報告(救急車の交通事故1件、サンライフ鶴巻の施設管理瑕疵
  1件)
7.平成28年度一般会計、公共下水道特別会計の継続費精算報告書
8.平成39年度秦野市健全化判断比率及び資金不足比率

◇平成29年秦野市議会第3回定例会会期日程(秦野市役所)
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000003973/simple/kaikinittei.pdf
───────────────────────────────────
 〇第70回秦野たばこ祭(9月23・24日(土・日))
───────────────────────────────────
 9月23日(土)と24日(日)の2日間、第70回秦野たばこ祭が開催さ
れます。
 会場は、例年通り秦野市立本町小学校の校庭を中心に行われます。
 このお祭りは、昭和23年から開催されており、今年で70回目を迎えます。
 豊かな自然に恵まれた秦野は、江戸時代から葉たばこの産地として知られ、
優れた栽培技術で「秦野葉」は、薩摩(鹿児島)・水府(茨城)と並んで日本
三大銘葉に数えられました。
 秦野発展の礎を築いた、たばこ耕作は昭和59年に幕を閉じましたが、先人
たちが注いだ情熱は、この祭りとともに市民の心の中に受け継がれています。
耕作の慰労会から出発したたばこ祭りは、見せる者と見る者の垣根のない市民
参加の観光まつりとして、今年も人々の心に残る行事になると思います。
 詳しくは下記URLをご覧下さい。

◇第70回秦野たばこ祭(秦野たばこ祭実行委員会)
http://www.kankou-hadano.org/tabakomatsuri/
◇第70回秦野たばこ祭(秦野市)
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1500125019407/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 △ イベントカレンダー
───────────────────────────────────
 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。
◆イベントカレンダー
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1482819783209&ET=4&Year=2017&Month=9
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メールの配信停止および配信先アドレス変更をご希望の方は本メールアド
 レスへ返信し、お知らせ下さい。
◆メールマガジンの読者を募集しています。皆様のお知り合いの方に、ご紹介
 頂けると幸いです。お申し込みは、私のホームページからご登録頂けます。
◆次回の配信は9月下旬頃を予定しております。
  ┏◇───────────────────────────────
┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
│  <自宅>  
│   〒259-1331 神奈川県秦野市堀西70-1
│   TEL&FAX 0463-87-6224
│   E-mail    shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
│   ホームページ http://www.shinjiyahiro.com/
□──────────────────────────────────