30

Oct

メールマガジン【2015/10/31 配信】 49号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 49号 2015/10/31

 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
───────────────────────────────────
 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
 メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:〇本市が金融機関と連携し企業誘致促進
 ┏ 活動紹介 :〇議会において一般質問を行いました
         〇市内4駅で駅頭あいさつを実施(議会報告)
         〇市ソフトボール協会がスポーツ振興を目的に市へ寄付
 ┏ お知らせ :〇堀川小学校で授業を支援(日立ITエコ実験村ほか)
         〇市役所の開庁日程が変更
         〇市民の日が開催(11月3日雨天決行)
         〇第3回定例会(9月定例会)が終了
───────────────────────────────────
 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇小学校の「いじめ」増加◇
 「いじめ最多12万件」という見出しで、10月28日発行の日経新聞朝刊
に記事が掲載されました。
 記事の内容は、全国の公私立の小学校が2014年度に把握した「いじめ」
は、前年度と比較して3,973件増の12万2,721件で、過去最高だっ
たことが文部科学省の問題行動調査で分かったというものです。
 また、10年前と比較したところ低学年ほど件数の方が増が大きく、文科省
としては「軽微ないじめでも、早めに把握しようとしているのはないか」と件
数が増改した原因だとしています。
 私は、大人の社会でも「セクシャルハラスメント」「パワーハラスメント」
などが増加していることが問題となっているように、子どもの世界でも相手側
が不快となる行為を意識せずに行てしまっているのではないかと考えています。
 教育の分野で有名な、尾木ママ(尾木直樹法政大学教授)は、これまで「自
分の子がいじめられないようにするには、どうしたらいいですか?」という相
談は毎日のように届くが、「うちの子がいじめっ子にならないようにするには、
どうしたらいいですか?」という相談を受けたのは、この30年の間で2件し
かない。とあるWebサイトのインタビューでコメントしています。
 被害者になることを心配するのは親としては当然なのですが、加害者がいな
ければ被害者というのは存在しないという考え方は、非常に面白い切り口では
ないかと私は思います。
 また、尾木ママは、自身のオフィシャルサイトで、モンスターペアレントの
ことを「今日の日本社会における人々の心のありようの反映、もしくは人と人
とのつながりが寸断された『困った日本』の象徴なのかもしれません。」とコ
メントしています。
 「いじめ」と「モンスターペアレント」は、直接関係ないかも知れませんが、
私は、人と人との繋がりが希薄になりつつある日本が抱える大きな問題だと思
います。
 子ども、大人を問わず、地域や社会で人と人とが繋がれる仕組みづくりが、
必要なのかも知れません。私は、「絆 未来へつなぐ秦野づくり」をテーマに
市政活動をしていますので、新たなコミュニティーづくりについても、引き続
き進めて参ります。 

 ◆小学校いじめ最多12万件=再調査で積極認知-低年齢中心に増加・文科省(提供:時事通信社)
  ◆尾木ママ オフィシャルサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ トピックス
───────────────────────────────────
 〇本市が金融機関と連携し企業誘致促進
───────────────────────────────────
 今月29日、本市は企業誘致の強化で横浜銀行と中栄信用金庫と連携し、本
市に移転することを検討している企業に対し、本市が税制面などの優遇策を提
示し、金融機関は移転する企業に市内の取引先企業を紹介するなど、新たな融
資先の開拓とともに、本市の税収増や人口増にながることを目的に、連携協定
を結びました。
 本市は、金融機関と連携するのは初めてで、2020年度の新東名高速道路
開通により、さらに企業誘致競争が激しくなることを予想しており、金融機関
と連携することにより他市町より優位になることを狙ったものと考えています。
 また、人口減少の問題を抱える本市は、同時に市内での雇用確保により人口
ならびに税収維持となることを期待致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ 活動紹介
───────────────────────────────────
 〇議会において一般質問を行いました
───────────────────────────────────
 9月28日、第3回定例会において一般質問を行ないました。
今定例会において、ICTを活用した学校教育の検討状況、子育て支援につい
て「産婦人科、小児医療費助成制度」などに関する本市の状況について、質問
を行いました。主な内容は下記となります。
 なお、秦野市役所ホームページにも、映像が掲載されており、下記URLで
ご覧頂くことができます。是非、ご覧頂きご感想をお寄せ頂けると幸いです。

<一般質問>
1.ICT教育の検討状況について
 質問①:教員の多忙化を解消するための「校務支援ソフト」の導入状況は?
 回答①⇒今年度、「学校ICT推進研究部会」を新たに立ち上げ、校務の効
     率化やICT機器を活用した授業づくりに向けた研究を進めている。
 質問②:教育研究所として、今後の授業におけるICTの検討状況はどの程
     度か?
 回答②⇒現在策定している次期「総合計画」も含め、計画的な環境整備と並
     行してICT機器操作の習熟と授業活用の研究・研修を進めていき
     たいと考えている。
 質問③:文部科学省の調査では数学、社会、理科の3教科を比較した場合、
     全てICTを活用した効果が見られる。ICTを活用した教育を進
     めるに当たっての課題は?
 回答③⇒学校におけるICTの教育環境は様々な形態があり、自治体の財政
     状況によって費用負担も大きな幅がある。ICT機器の特性を踏ま
     え、本市の実態に即した計画的かつ効果的な環境整備をどう進めて
     いくかが大きな課題である。
 質問④:ICT専門の職員を置き、早期かつ十分な検討ができる環境を作っ
     てはどうか?
 回答④⇒引き続きICT支援員を導入し、今後の学校におけるICT環境の
     整備に向けた助言等をいただき、円滑で効果的なICTを活用した
     環境づくりを進めていきたい。
 [要望] ICTの導入は、生徒が興味を持ち、学習意欲が向上するような導
     入をお願いしたい。
     また、生徒の意欲のみならず、鶴巻中学校の先生が発表したように、
     教員のニーズにも配慮し進めて頂くことをお願いする。

2.子育て支援について
(1)産婦人科の状況
 質問①:八木病院(医療法人杏林会)の移転に際し、協定を結んだ背景は?
 回答①⇒本市営住宅跡地(鈴張町)へ産婦人科開設を前提として新築移転した
     いとの申し出があり、30年の定期借地権を設定し、出来るだけ早
     く買い取っていただくとともに、新築移転に伴い産婦人科の開設・
     継続を契約条件に決定した。
 質問②:移転が計画されている八木病院の分娩数は200~300件程度で、
     秦野赤十字病院に産婦人科があった時と比較し市内の分娩数は年間
     400~500件程度少なくなる。市はどう捉えているのか?
 回答②⇒八木病院が平成29年4月に産婦人科を開設することで、市民が安
     心して市内で出産できる環境を創出できると考えるが、秦野赤十字
     病院の分娩再開に向けて協議を続けていく。
 [要望] 市民が安心して出産できる環境とするには、一日も早い秦野赤十字
     病院の分娩再開が鍵となります。空白期間が長期とならないよう、
     引き続きの交渉をお願いする。
(2)小児医療費助成制度の拡充
 質問①:小児医療費助成制度は、本市にとってどのような位置づけなのか?
 回答①⇒少子化対策が叫ばれる中で、全国均一に国が実施すべき事業と考え
     ている。
 質問②:近隣市の状況から、今が年齢拡充のタイミングではないか?
 回答②⇒子育て支援施策全体の中でしっかりと検証した上で検討していきた
     い。

  ◆9月定例会の一般質問発言通告一覧表
  ◆秦野市議会 議会中継システム(民政会 八尋伸二)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
───────────────────────────────────
 〇市内4駅で駅頭あいさつを実施(9月議会報告)
───────────────────────────────────
 平成27年第3回定例会(9月議会)が10月21日に終了し、26日より
11月13日までの間、朝の出勤時間帯に市内4駅で朝のあいさつ運動を行な
い、定例会での内容について報告しています。6時頃から実施していますので
駅で見かけたらお声掛けて下さい。
───────────────────────────────────
 ○市ソフトボール協会がスポーツ振興を目的に市へ寄付
───────────────────────────────────
 今月30日、私が副会長を務める秦野市ソフトボール協会は、市へスポーツ
振興ならびに野球場の電光掲示板の維持管理費に使って頂くため、10万円の
寄付をしました。
 この10万円は、昨年6月に実施された「日本女子ソフトボール1部リーグ
秦野大会」の収益金で、昨年も一昨年に開催された同大会の益金を同趣旨で、
寄付させて頂きました。
 十分な金額ではありますが、前回の寄付が秦野球場の電光掲示板設置へつな
がったのではないかと考えています。
 現在、2020年に開催される東京オリンピックの競技に、野球・ソフトボ
ールが最終選考に残っています。
 私たちソフトボール協会は、競技人口を増やすために、今後も努力していき
たいと思います。 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┏ お知らせ
───────────────────────────────────
 〇堀川小学校で授業を支援(日立ITエコ実験村ほか)
───────────────────────────────────
 今月22日、秦野市立堀川小学校において、日立ITエコ実験村、千村ネー
チャー倶楽部、日立のOBの方々の協力により理科授業の支援が初めて行われ
ました。私はボランティアの一員として協力させて頂きました。
 授業の内容は「流れる水のはたらき」のまとめので、ナノ水力発電機「さく
ら1号」が設置してある日立ITエコ実験村と教室をSkype(無料テレビ
通話ソフト)を利用し中継するというものです。
 水力発電機の開発者、大森さんや尾崎さん(日立のOB)、日立ITエコ実
験村、細渕村長、野口村長代理、谷前村長などが、中継先から水力発電の仕組
みや電気を「作る、送る、使う」といった視点から説明を行いました。
 授業を受けた児童たちからは、水の流れる力で電気が発生することや、市内
に水力発電機があることなどを中継で知り驚いたとの声が上がりました。
 この授業支援を通じて、地域の方々と児童とのが、新たなコミュニティーの
構築の第一歩、また、同時に児童の学習意欲の向上の切っ掛けとなればと考え、
積極的に協力していきたいと思います。
 この活動が、基本となり将来、市内全体に広がるようにサポートしていきた
いと思います。

  ◆日立ITエコ実験村
───────────────────────────────────
 〇市役所の開庁日程が変更
───────────────────────────────────
 10月1日から、市役所の開庁日程が変更されました。
 これまで毎週土曜日に一部の窓口サービスを実施していましたが、10月よ
り第3土曜日については開庁せず、その翌日(日曜日)に開庁することとなり
ました。
 この取り組みは、仕事の都合により日曜日しか休みが取れない市民の方々に
対し、月1回の第3土曜日を日曜日へ振り替え便利に利用してもらうというも
のです。
 詳しい日程につきましては下記URLをご覧下さい。

 ◆土日に窓口サービスを一部実施(秦野市役所ホームページ)
───────────────────────────────────
 〇市民の日が開催(11月3日雨天決行)
───────────────────────────────────
 11月3日、本市の「市民の日」が開催されます。
 下記にて各種露店(私の個店)が出され、毎年多くの方々が訪れるます。
 この「市民の日」は、本市では、「たばこ祭」に次ぐ一大イベントの一つで
す。何か掘り出し物が見つかるかもしれません。多くの方々のご来場をお待ち
しております。
 今回は、「夢・希望 未来へつなごう」、「お宝いっぱい 夢いっぱい」、
「『がんばろう日本!負けるな東北!」をテーマに、私の個店やステージパフ
ォーマンスショーなど、市民が自主的に参加する多数のイベントが会場を盛り
上げます。

1.日 時: 11月3日(火・祝)
2.場 所: 秦野市総合体育館、みずなし川緑地(水無瀬橋~秦野大橋付近)、
       中央運動公園、文化会館

主な催しなどの詳細は、下記URL(裏面)をご覧下さい。

  ◆第35回秦野市市民の日チラシ(表面)
  ◆第35回秦野市市民の日チラシ(裏面)
───────────────────────────────────
 〇第3回定例会(9月定例会)が終了
───────────────────────────────────
 選挙直後の9月18日から10月21日の会期で、第3回定例会(9月議会)
が開催され、平成26年度歳入歳出決算の認定を含めた市長提出議案14件、
報告4件、議員発議の議提議案3件などを審議・議決し閉会しました。
主な議決内容は以下の通りです。

1.議提議案を審議
(1)小児医療費助成制度 小6まで拡大を決議
 我が会派の代表を含む5名の賛同により、小児医療費助成制度を所得制限な
 しで小学校6年生まで拡大するという議提議案(議員発議の議案)が提案され、
 賛成多数で決議されました。
 現在、本市の小児医療費の通院助成は、平成24年10月に未就学児から所
 得制限付きで小学校4年生まで引き上げました。そして、平塚市が来年4月
 から所得制限付きで1億2千万円を投じ、中学校3年生に引き上げることを
 先般の定例会で可決したところです。
 私は、近隣市町の状況を踏まえると年齢拡大は本市として必須事項であると
 考え賛成しました。市長は、この決議を重く受け止め、生産年齢人口層に永
 住先として本市を選んでもらえるよう努力をしてもらいたいと願っています。
(2)員報酬の5%削減を否決
 新任期となり、改めて議員報酬5%を削減するべきという議提議案が1名の
 提案議員、ならびに、5名の賛同により提案がなされ、賛成少数にて否決さ
 れました。
 私は、これまでも子育て世代の方々に市議会議員を志して欲しいと考えるこ
 と、もし、削減するとしても時限的なものではなく報酬条例(本則)を変更
 するべきであること、さらには、今任期から議員定数を2名減とし約2千万
 円を削減したことなどから、今回も反対をさせて頂きました。

2.マイナンバー制度に関わる条例整備
 10月より個人を識別する番号が発送されることを受け、本市でも個人番号
 の利用事務、通知カード及び個人番号の再交付に伴う手数料などを定める条
 例改正などの提案がなされ、賛成多数で可決しました。
 この議案は、既に国で決定している制度を受けて条例を整備するものです。

3.平成27年度一般会計補正予算を承認
 平成27年度の一般会計歳入歳出予算の総額2億909万9千円を追加し、
 491億3,417万6千円とする提案がなされ、賛成多数で可決しました。
 今回は、スポーツ施設改修事業費として中央運動公園内のテニスコートをク
 レーから雨や冬の霜などに強いオムニに変更する事業などが、提案されまし
 た。以前からテニス愛好家より、クレーコートが冬に使えないなどの意見を
 頂戴し、改善をお願いしていたこともあり、私は賛成しました。主な事業は
 下記の通りです。
       <事業名>       <金額(円)>
  ふるさと寄付金記念品贈呈事業費   29,139,000
  個人番号カード交付事務経費     66,967,000
  公立認定こども園施設維持管理費   21,993,000
  スポーツ施設改修事業費       67,000,000

4.平成26年度の決算を認定
 平成26年度の一般会計及び水道事業会計、ならびに5つの特別会計(国保・
 下水道・老人医療・介護・後期高齢者医療)の決算を認定(承認)しました。
 一般会計の歳入歳出決算額462億3,231万4,072円となり、対前
 年比5.6%増となりましたが、自主財源は1%の減となるなど、厳しい状
 況は続いています。
 なお、不納欠損額は約5億2千万円となっており、まだまだ厳しい状況が続
 いています。

5.市施行で区画整理
 2020年度中の完了をめざした、市施行による「秦野駅南部(今泉)土地
 区画整理事業施行」に関する条例制定の提案を賛成多数で可決しました。
 この可決により、住民の念願となっていた秦野駅南口側の道路整備が大きく
 前進することになります。

なお、他の議案審議結果は、下記URLをご覧下さい。

  ◆平成27年第3回(9月)定例会【議決結果等】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 △ イベントカレンダー
───────────────────────────────────
 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。
  ◆イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メールの配信を停止および配信先アドレス変更をご希望の方は本メールア
 ドレスへ返信し、お知らせ下さい。
◆メールマガジンの読者を募集しています。皆様のお知り合いの方に、ご紹介
 頂けると幸いです。お申し込みは、私のホームページからご登録頂けます。
◆次回の配信は11月下旬頃を予定しております。
  ┏◇───────────────────────────────
┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
│   メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
□──────────────────────────────────