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Aug

メールマガジン【2014/8/31 配信】 35号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 35号 2014/8/31

 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
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 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
 送り先E-mail:shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:〇県警から本市へ職員派遣
         〇本市で課税ミス多発
 ┏ 活動紹介 :〇第32回教育研究発表会に出席
 ┏ お知らせ :〇マイナンバー制度に向けた本市の対応
         〇公共施設の利用者負担の検討
         〇無人図書館の実証実験が秦野で
         〇平成26年第3回定例会(9月議会)が開催
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 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇自然災害の脅威◇
 8月20日午前1時過ぎから、広島市で想定を超える豪雨が丘陵にある住宅
街へ降り、土砂崩れが家屋を襲いました。30日現在で死者が72名、行方不
明者は2名の大参事となりました。
 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、行方不明となら
れている方々の一日も早い救出を切望致します。
 この土砂崩れが発生したのは、20日午前4時過ぎだと言われています。そ
の時間帯は夜明け前ということもあり、屋外も暗く住民の多くは異常に気付い
ていたようですが、屋外へ出て避難所(安全な場所)へ移動する方が危険だと
判断し、自宅でより安全な上層階へ避難するなどの対応を取っていたことが、
その後のインタビューなどから分かりました。
 災害は、①自助、②共助、③公助と言われていますが、この土砂崩れは夜明
け前という時間帯に発生したことで、公助の力も及ばず、自助で迫る危険を早
期に判断し、行動しなければなりませんでした。
 近年では地球温暖化の影響と言われているゲリラ豪雨、大型台風、大雪、竜
巻など、想定以上の自然災害が全国各地で発生しています。山沿いや急傾斜地、
河川周辺にお住いの方々には、災害マップや洪水ハザードマップをご確認いた
だき、改めて避難経路や災害予測、事前準備などをご検討頂くようお願い致し
ます。

 ◆秦野市地区別防災マップについて
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpbosaianzen-anshinbosaib-map.html
 ◆秦野市地区別洪水ハザードマップについて
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpbosaianzen-anshinbosaik-hazardmap.html
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 ┏ トピックス
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 〇県警から本市へ職員派遣
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 昨今、本市内においても「振り込め詐欺」の電話などが横行していることを
受け、本市は平成26年9月から平成29年春頃までの間、くらし安心部くら
し安全課に「地域安全対策担当課長」を設置することの報告がありました。
 地域安全対策課長は、振り込め詐欺などの犯罪に詳しい神奈川県警より本市
への職員派遣という形で就任する予定となっています。
 お年寄りをターゲットにとした「振り込め詐欺」対策として、プロ(県警)
を登用する効果を期待したいと思います。
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 〇本市で課税ミス多発
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 今月18日、本市で所得税に係る源泉徴収及び市県民税等に係る加算金支払
事務の処理において、過誤のミスがあったことを発表しました。
 本件は5課で発生しており、原因を関係法令の誤認や税率の適用の誤りなど
と説明し、再発防止策として、職員への関係法令の周知徹底と定期的な研修会
の実施及び、各担当課での確認の徹底としています。
 これらの再発防止策で示された内容は、従来から実施して当たり前のことで
す。もう一歩踏み込んだ根本対策の検討をお願いしていきたいと思います。
 なお、対象者には、それぞれお詫びと通知を発送する予定となっております。
<ミスの内容>
1.項 目:委託料に係る所得税及び復興特別所得税の源泉徴収の漏れ
  原 因:源泉徴収する必要がないと誤認
  対象者:H23年1月~H26年7月までに委託料を支払った個人事業主
      〔46名〕
  金 額:徴収不足額11,116,713円

2.給与所得に係る所得税及び復興特別所得税の源泉徴収に係る税率の齟齬
  (そご)
  原 因:給与所得に係る源泉徴収すべき所得税において、給与所得の源泉
      徴収率(3%)を適用すべきところを、講師への謝礼等の報酬料
      金を支払う税率(10%)を適用
  対象者:母子保健事業に従事した医師、看護師、栄養士等で、国税通則第
      74条に規定される5年の消滅時効にかかわらない範囲(H21
      年8月~H26年7月)で源泉徴収した所得税がある人〔127
      名〕
  金 額:過徴収額5,853,322円

3.市県民税に係る還付加算金の未払い
  原 因:還付加算金の計算において、その計算の開始を「納付または納入
      のあった日の翌日」とすべきところを「所得税の更正の通知があ
      った日の翌日から起算して1ヵ月を経過する日の翌日」と算定
  対象者:給与や年金の支払報告書で市県民税が賦課決定された後、確定申
      告等を遡って行ったことに伴い過去の市県民税が減額された人で
      「地方税法」に規定される5年の消滅時効にかかわらない範囲
      (H20年10月1日~H25年9月30日)で県民税の還付を
      受けた人〔486名〕
  金 額:未払い金額4,638,600円

4.後期高齢者医療保険料及び保育料に係る還付加算金の未払い
  原 因:後期高齢者医療保険料及び保育料が税外収入であるため、税に準
      じて取り扱う必要がないと誤認
  対象者:(1)後期高齢者医療保険料
      ・資格喪失や確定申告などにより保険料が減額された人で、「高
       齢者の医療の確保に関する法律」に規定される2年の消滅時効
       にかからない範囲(H24年4月1日~H26年3月31日)
       で保険料の還付決定を受けた人〔16名〕
      (2)保育料
      ・年度途中に新たな課税資料の提供などにより保育料が減免され
       た人で、「地方税法」に規定される5年の消滅時効にかからな
       い範囲(H24年4月1日~H26年3月31日)で保育料の
       還付決定を受けた人〔13名〕
  金 額:(1)未払い金額27,100円
      (2)未払い金額25,200円

 ◆秦野市 5課で税務事務ミス(タウンニュース 秦野版)
 http://www.townnews.co.jp061020140821248269.html
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 ┏ 活動紹介
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 〇第32回教育研究発表会に出席
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 今月25日、秦野市文化会館小ホールにて、秦野市教育委員会の主催による
「第32回教育研究発表会」が開催され、来賓(文教福祉常任委員会の副委員
長)として出席させて頂きました。
 発表の内容は、大きく3つに分類されており①調査研究の部、②自主研究の
部、③子どもを育む中学校区懇談会の部の順番で進められました。
 特に印象に残った発表は、1番目の「『Let's enjoy sports!小中一貫・楽し
く学べる授業づくり』の活用について」というもので、ベースボール型を中心
に投げる、打つ、走る動作を分割し、それぞれの動作にゲーム性を織り交ぜ段
階的に発展させる教育内容の研究です。私も市ソフトボール協会の役員をして
いますので興味が持てる内容でした。
 また、感動した発表は、小中一貫の外国語教育の発表で来場された会場の方
々に英会話を実践させるなどの工夫があったことや、幼小一貫で小学校の教師
が幼稚園へ異動し、園児と向き合うことで新たな発見があったという発表です。
 昨今、教職員の多忙化が全国的に問題となっていますが、各研究部会のメン
バーの方々には、忙しい中で時間をつくり、素晴らしい発表をして頂きました。
発表された方々ならびに研究員の方々に感謝申し上げます。
 さらに、発表会の最後には、下記URLに掲載の教育研究所刊行物の紹介も
あり、教育現場で活用して欲しいとのお願いが司会からありました。

 ◆研究紀要
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpk-kenkyukiyou.html
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 ┏ お知らせ
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 〇マイナンバー制度に向けた本市の対応
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 昨年5月、「社会保障・税制度の効率性・透明性の確保」と「住民にとって
利便性の高い公平・公正な社会の実現」を目指し、通称「マイナンバー制度
(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
(法律第27号)」が制定されました。
 マイナンバー制度の仕組みは、全国民一人ひとりに付番し、希望者には個人
番号カードを交付するものです。また、自分の個人情報がどのような事務に利
用されたかなどが確認できるマイポータルを国が設置し、個人情報の不正利用
防止にも役立てるものです。
 なお、導入のメリットと今後のスケジュールは、下記の通りです。
1.今後のスケジュール
 ・平成27年10月:個人番号を番号通知カードにて全国民へ一斉通知
           (実施主体:地方公共団体情報システム機構)
 ・平成28年 1月:個人番号カード発行開始
 ・平成29年 7月:地方公共団体間における個人情報の紹介及び提供開始
2.メリット
(1)個人情報の相互利用により必要な情報取得ができるため、給付等を受け
   る申請者が窓口で提出する書類が簡素化される。
(2)税情報及び社会保障関連情報がより効率的に把握することが可能となる。

 ◆社会保障・税番号制度 マイナンバー(内閣官房)
 http://www.cas.go.jp/jpseisakubangoseido
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 〇公共施設の利用者負担の検討
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 今月18日、本市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針(案)の説明
が議員連絡会にて行われました。
 この方針(案)は、税負担の公平性確保と市民による応分の負担をしていた
だき、本市の健全財政の維持と持続可能な行政運営を行うことを目的とするも
ので、「住みやすいまち」「住んでよかったまち」「住み続けたいまち」の実
現を目指すものです。
 見直しにあたっては、「税負担の公平性確保」「世代間負担の公平性確保」
「公共施設更新(老朽化)問題への対応」の3つの視点で立案されています。
 なお、方針(案)では、対象施設を下記としております。
<対象施設>
1.現在、全部または一部有料の施設
・公民館、ほうらい会館、表丹沢野外活動センター、曲松児童センター、文化
 会館、宮永岳彦記念美術館、総合体育館、サンライフ鶴巻、中央運動公園、
 おおね公園、立野緑地庭球場、中野健康センター、駐車場、駐輪場、保健福
 祉センター、鶴巻温泉弘法の里湯、里山ふれあいセンター
2.現在、無料の施設
・はだのこども館、児童館、桜土手古墳展示館(映像室)、図書館(視聴覚室)、
 スポーツ広場、広畑ふれあいプラザ、老人いこいの家、田原ふるさと公園
 (多目的室)、くずはの家(研修室)

 ◆秦野市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針(案)に対する意見書
  (秦野市行政改革評価委員会)
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpsaihaichidocumentssiyouryouikensyo.pdf
 ◆秦野市公共施設の利用者負担の適正化に関する方針(素案)
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpsaihaichishisegyoseshisakudocuments2601wg6siryou2.pdf
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 〇無人図書館の実証実験が秦野で
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 本市では、来年2月から約2年間、図書の貸し出しから返却に至るまでの手
続きをICタグを使い一元管理する「無人図書館」の実証実験を株式会社図書
館流通センターと連携し、市内本町公民館図書室(蔵書数約6,500冊)で
行ないます。
 本市でも手続きを省力化するシステムは他でも実用化していますが、IT
(情報通信技術(Information Technology))を使って図書館の運営を無人化
する実験は初めての試みです。
 構想では利用者カードと蔵書にICタグを使い、貸し出しや返却は専用機器
を使います。また、図書室出入り口に自動ゲートを設置、連動して入退室管理
を行うほか、手続き前の蔵書を持っていると扉が開かないようにすることが実
証実験では計画されています。
 実証実験では、図書室は常時無人となりますが、インターホンで同じ階の公
民館事務所と連絡が取れるようにするなども考えられているようです。
いずれにしましても、全国でも珍しい取組みとなりますので、実証実験で得ら
れたことを基に、今後、市民の皆さまへ喜ばれる新たなサービスの一つとして
もらいたいと考えます。

 ◆無人図書館、実験へ 司書おかずICタグで管理 神奈川
  (朝日新聞デジタル)
 http://www.asahi.comarticlesASG856FQMG85ULOB016.html
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 〇平成26年第3回定例会(9月議会)が開催(9月3日~)
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 9月3日から10月3日までの会期で平成26年第3回定例会(9月議会)
が開催されます。今議会で議論される主な内容は下記が予定されています。
議案の詳細内容は、議会開催時に説明されますが、予定案件に対するご意見等
があればメール等にて頂けると幸いです。

<主な予定議案>
1.子ども子育て支援法に伴う、市要綱の条例化
(1)障害者等級への支援体制の整備について協議等を行うための機関を設置
(2)保育所における保育の必要性を判定するための基準を定める
(3)放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める
2.認定こども園、幼稚園及び保育所に係る特定教育・保育施設ならびに特定
  地域型保育事業者が行う家庭的保育、小規模保育等の事業の利用定員、運
  営及び給付費の基準を定める
3.家族的保育、小規模保育等の地域型保育事業の施設及び運営の基準を定め
  る
4.市附属機関の設置等に関する条例等の一部を改正
(1)本市の審議会等について、新たな附属機関として条例に位置付ける必要
   があるものを追加するとともに、既存の附属機関の整理・統合を図る
(2)附属機関の委員の報酬について、職責及び負担の度合いを考慮し、金額
   を見直すこと
5.耐震上の課題と老朽化が進む曽屋ふれあい会館の廃止
6.平成25年度一般会計、水道事業、国民健康保険事業特別会計、下水道事
  業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計の歳入
  歳出決算の認定
7.平成26年度一般会計補正予算を定めること
 ・企画事務費(渋沢駅メロ)、スポーツ施設改修事業(野球場の電光掲示板)、
  西中学校屋内運動場等複合施設整備事業費(測量費用)、プレミアム商品
  券発行補助金、ほか
8.平成26年度国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計、介護保険
  事業特別会計の補正予算を定めること
9.専決処分の報告
10.平成25年度一般会計継続費精算報告
11.平成25年度健全化判断比率及び資金不足比率

 ◆平成26年秦野市議会第3回(9月)定例会会期日程
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpgikaishiseshigikaidocumentskaikinitei2609.pdf
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 △ イベントカレンダー
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 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。
 ◆イベントカレンダー
 http://www.city.hadano.kanagawa.jpeventindex.html
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◆本メールの配信を停止および配信先アドレス変更をご希望の方は本メールア
 ドレスへ返信し、お知らせ下さい。
◆メールマガジンの読者を募集しています。皆様のお知り合いの方に、ご紹介
 頂けると幸いです。お申し込みは、私のホームページからご登録頂けます。
◆次回の配信は9月下旬頃を予定しております。
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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
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