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May

メールマガジン【2014/5/30 配信】 32号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 32号 2014/5/30

 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
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 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:○住民票の写し等の不正取得に関する本人通知制度の導入
         ○秦野赤十字病院の産婦人科閉鎖の危機
 ┏ 活動紹介 :○大会を前に日立、SGホールディングスが市長表敬訪問
 ┏ お知らせ :〇渋沢駅前落合線(戸川台経由)に路線バスが運行開始
         〇クリーンセンター建設に伴う利便施設の方針が出される
         〇市内小中学校の体罰実態調査の結果報告
         〇平成26年第2回定例会(6月議会)が開催されます
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 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇人口減少の懸念◇
 先日、新聞各紙の一面に「自治体消滅」という見出しで記事が掲載されまし
た。その内容は、2040年までに自治体約1,800のうち、896自治体
が将来消滅するというもので、大きな話題となりました。
 この推計は、日本創成会議の人口減少問題検討分科会で出されたもので、こ
のまま地方から大都市圏への人口流入や少子化が止まらない場合は、現実のも
のになるという内容です。
 この推計を受け、各地の県知事からは、「少し大げさなのではないか」との
コメントも出されました。
 実は、この発表は「消滅」を明確に定義していたものではなく、20~39
歳の女性人口が半減し、合計特殊出生率が現状の1.41のまま推移した場合、
人口減少が続くと言及し、こうした地域は最終的には消滅する可能性があると
いうことを記載したものだそうです。
 いずれにせよ、出生率が改善したとしても財政課題を含めて自治体としての
維持が難しくなるケースが増えることは確実であり、何らかの対策を早期に講
じる必要があります。
 秦野市の人口も、これまで16万9千人台だったものが、今年度に入り2か
月間連続で16万8千人台となり、就職や進学という社会の影響はあるものと
考えますが、人口の減少傾向について懸念されます。
 そして、今月20日の新聞に、秦野赤十字病院の産婦人科に来ている昭和大
学からの医師が、今年度末で引き上げるとの報道がありました(詳しくは、ト
ピックスで掲載)。これまで、年間約700件強の赤ちゃんをとりあげている
産科がなくなってしまうことは、若い世代にとっては非常に不安な材料であり、
市外へのさらなる人口流出にもつながりかねない大きな問題です。
 逆に横浜市や相模原市などの大都市では、待機児童の解消策を進めた結果、
人口流入と潜在的な待機児童が増加することになり、良い意味で待機児童の解
消が厳しくなりました。
 本市の将来を見据えた場合、人口の流出という課題を早期に解決する施策を
検討しなければならない時期となっています。来月5日から第2回定例会がス
タートします。本市の状況把握や打開策等について質問していきたいと思いま
す。

 ◇神奈川県内9市町村「消滅」危機 知事「人口減少しない社会に」  (msn 産経ニュースより)
 
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 ┏ トピックス
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 〇住民票の写し等の不正取得に関する本人通知制度の導入
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 平成20年5月に住民基本台帳法及び戸籍法が一部改正され、住民票の写し
などの交付を受ける場合、本人確認が義務付けられ、不正請求に対する罰則が
強化されました。
 しかし、全国で一部の特定事務受任者(弁護士など)による不正取得事件が
発生しており、本人がそのことを知り得る制度が法整備されていないことから、
本市は、6月1日より本人通知制度を新たに導入し、本人の権利利益を保護す
るとともに、不正取得抑制を図ることになりました。導入後は、現在不正取得
が確定している本市内8件の被害者へ速やかに通知されます。
 この本人通知制度については、以前より西湘地域連合が導入に向け積極的に
働き掛けていたこともあり、第1回定例会(3月議会)での一般質問において
私からも強く要望していたものです。
 なお、本人に通知される前提条件は下記となります。
<本人通知の前提条件>
1.偽りその他の不正な手段で住民票の写し等の交付を受けたことが判明した
  場合
2.国、県からの通知等により、不正取得が明らかになった場合
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 〇秦野赤十字病院の産婦人科閉鎖の危機
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 秦野赤十字病院の産婦人科については、現在、昭和大学医学部から3人の医
師の派遣により業務を行っています。
 今月1日、同大学が秦野赤十字病院に対し、新たに周産期病院を開設するこ
とに対応するため、派遣を来年3月31日をもって終了させるという通告があ
り、本市へ同病院から今月8日に連絡がされました。
 今月19日、本市の副議長及び副市長が委員を務める「秦野赤十字病院運営
協議会」において、同病院は現在、派遣を継続してもらえるよう交渉中であり、
併せて他の病院等との交渉を鋭意進めているとの報告がされました。
 今年6月中旬ごろまでに受け入れ問題を解決しなければ、新規の受け付けは
できなくなり、本市にとっても大きな問題となります。
 この状況に対し、市長は「日本赤十字病院の医師への報酬は少なく、組織が
異なるため市では医師への給与を上げることができない。市も大きな問題と受
け止めており、現在、県の局長とも連携を取り日本赤十字病院や他の大学へ働
きかけをしている。」とコメントし、本市としても病院と協力・連携し、従来
の業務を継続できるよう努めていくとしています。

 ◇秦野赤十字病院の派遣産科医を引き上げ 昭和大が通告  周産期医療に影響(カナコロ 神奈川新聞)
 
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 ┏ 活動紹介
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 〇大会を前に日立、SGホールディングスが市長表敬訪問
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 5月31日(土)、6月1日(日)の2日間で開催される、第47回日本女子ソ
フトボールリーグ1部 第5節秦野大会に際し、参加4チームの内、本市に関
係する2チームが市長を表敬訪問しました。
 日立は5月26日(月)に訪問し、チームの部長、監督、濱本キャプテンと
秦野の事業所に今春新人として配属された長谷川選手と倉本選手も訪問し、秦
野大会での勝利を誓いました。
 また、SGホールディングスグループは5月30日(金)に監督と樋口投手
の2人が訪問しました。樋口麻知子投手は、地元本町中学校出身で、その後、
平塚商業高等学校を経て淑徳大学へ進学、卒業後は日立マクセルへ入社しまし
た。その後チームの廃部により今春からこのチームに入部しています。地元大
会ということもあり大会での活躍が期待されます。
 私は、今大会を所管する秦野市ソフトボール協会の役員として、地元に関係
の深い2チームへ市長への表敬訪問をお願いするとともに、訪問に同席させて
頂き今大会を盛り上げたいと思います。

 ◇女子ソフトボールの熱戦間近で(トップチームが秦野球場で公式戦)
 
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 ┏ お知らせ
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 〇渋沢駅前落合線(戸川台経由)に路線バスが運行開始
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 5月26日から下記の路線バスの運行が開始されます。
 都市計画道路として完成した渋沢駅落合線には完成当初から多くの住民がバ
スの運行を切望しており、このたび念願の運行となりました。
<運行系統及び運行回数>
(1)秦54 秦野駅~戸川台経由~渋沢駅北口    平日7往復
(2)渋05 渋沢駅北口~戸川台経由~高砂車庫前  平日7.5往復
                         土休日4.5往復

 ◇戸川に新規バス路線
 
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 〇クリーンセンター建設に伴う利便施設の方針が出される
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 5月16日に開催された、議員連絡会において「はだのクリーンセンター建
設に伴う利便施設周辺の土地利用方針」の説明がありました。
 この方針は、長期に亘り隣接する13自治会で組織された検討委員会におい
て基本構想が策定されたものです。内容は、下記の通り整備目標や用途、周辺
地区の整備などが盛り込まれています。さらに、設けられた各ゾーンの配置の
考え方も提示されました。
 今後、この方針を基に、利便施設、及び周辺地域の整備のために、事業用地
の確保が行われ、順次、施設整備計画の策定に取り組むこととなります。
 なお、都市公園等の整備内容は、(仮称)加茂川土地区画整理事業の進捗と
合わせ、都市計画決定の手順の中で検討が行われます。
 この利便施設は、周辺住民との約束ですので、早期の実現を希望します。
1.整備目標
(1)整備の目標:
 ・「はだのクリーンセンター」余熱を活用した施設とする。
 ・市民の健康増進のための機能を持った施設とする。
 ・市民が安心安全に集える防災機能を持った施設とする。
 ・美しい里地里山景観と調和した施設とする。
 ・公園利用者はもちろん観光客等が立ち寄れる施設とする。
(2)施設の主たる用途
 ・休憩スペース(和室)、温浴施設、飲食スペース、売店
(3)周辺地区の整備
 ・「秦野市緑の基本計画」や「都市マスタープラン」によれば、「はだのク
  リーンセンター」周辺は都市公園の整備予定であり、利便施設を都市公園
  の隣接地に整備することで、施設周辺の地域も含めた一体的なまちづくり
  ができると考えます。
2.各ゾーンの配置の考え方
(1)利便施設ゾーン
 ・都市計画道路及び市道63号線からアクセスできる場所で、クリーンセン
  ターに近接した位置に配置を検討します。
(2)レクリエーションゾーン
 ・緩衝緑地帯として、周辺ゾーンと調和を図りつつ、クリーンセンターの北
  側に配置を検討します。
(3)樹林緑地ゾーン
 ・弘法山の自然環境(樹林)と調和を図るため、レクリエーションゾーンの
  東側に配置を検討します。
(4)水辺緑地ゾーン
 ・加茂川との調和を図るため、利便施設ゾーンの西側に配置を検討します。
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 〇市内小中学校の体罰実態調査の結果報告
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 5月13日「学校生活全般における体罰の実態把握に関する調査(秦野市)」
の結果が報告され、2件が体罰に認定されました。
 この調査の目的は、本市の体罰を把握し、適切な対応を講じることで、児童・
生徒が安全かつ安心して学校生活を送ることができるようにすると共に、各学
校において教職員間の体罰に関する議論や認識を深め、体罰の根絶に向けた取
り組みを進める契機とするために実施されたものです。調査は、児童生徒及び
保護者へ用紙を配布(12,740通)され、回答数や内容は下記の通りです。
また、教育委員会による今後の対応について4項目が挙げられました。
1.回答数
 ・小学校78通、中学校5通 合計83通
  うち「体罰を受けた」または「体罰を見た」:小学校9件、中学校2件
                             合計11件
  ※11件の中には、同じ案件に関わるものがあり、整理したところ、7件
   の案件が確認された。
2.7件の事実確認結果
(1)体罰と認定したもの:2件
 ①昼休み、廊下で危険な行為をしていた児童を止める再、児童の頭を平手で
  叩いた。怪我なし。(小学校)
 ②授業中、教室で大声を出し、机を蹴飛ばすなどの授業妨害をした生徒の頬
  を平手で叩いた。怪我なし。(中学校)
(2)体罰に当たらないと判断したもの:5件
 ・学校長による調査を実施したが、事実がないことを確認。
3.今後の対応
(1)学校長に適切な指導を行うように指示し、各学校で個別指導を行った。
   また、全教職員に対し職員会議等で指導が行なわれた。
(2)不適切な言葉にも十分注意するように指導した。
(3)各学校で「体罰によらない、信頼関係に基づいた適切な指導」について、
   継続的に教職員の意識を高める。
(4)教職員コンプライアンスマニュアルに基づき、継続して事故・不祥事の
   根絶に向け、教職員の意識高揚を図るとともに、明るく風通しの良い職
   場づくりを進める。
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 〇平成26年第2回定例会(6月議会)が開催されます
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 6月5日から25日の期間にて、平成26年第2回定例会(6月議会)が開
催されます。予定されている主な議案は下記となります。
 案件の詳細内容につきましては、議会開催初日に説明されますが、予定案件
に対するご意見等があればメール等にて頂けると幸いです。
<主な予定議案>
1.八木副市長の給与削減(10%)
 ・4月の新任に伴う提案
2.消防予防条例の一部改正
 ・福知山花火大会露店爆発事故を受け消防法施行令の一部改正によるもの
3.障害者地域活動支援センター条例の廃止
 ・本市の事業(あじさい)を社会福祉法人に引き継ぐため
4.動産の取得
 ①鶴巻分署の消防ポンプ自動車の老朽化による車両更新
 ②消防団配備の小型動力ポンプ付積載車の老朽化による車両更新
 ③消防団車両用車載無線機のデジタル通信方式への変更
5.平成26年度秦野市一般会計補正予算
 ・クリーンセンター関連市道改良等事業(土地測量、基本計画などの委託)
6.平成25年度、一般会会計、下水道事業特別会計の繰越明許費繰越計算書、
  事故繰越し繰越計算書
7.各団体の経営状況
 ①秦野市土地公社
 ②公益財団法人秦野スポーツ振興財団
 ③一般財団法人秦野市学校保全公社
8.専決処分の報告
 ①公用車の交通事故に係る損害賠償
 ②「秦野市福祉事務所設置条例」、「母子及び寡婦福祉法」の一部改正に伴
  う引用する同法の名称変更

 ◇平成26年秦野市議会第2回定例会会期日程
 
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 △ イベントカレンダー
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 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。
 ◆イベントカレンダー
 
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 ドレスへ返信し、お知らせ下さい。
◆メールマガジンの読者を募集しています。皆様のお知り合いの方に、ご紹介
 頂けると幸いです。お申し込みは、私のホームページからご登録頂けます。
◆次回の配信は6月下旬頃を予定しております。
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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
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