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Jun

メールマガジン【2012/06/30 配信】 9号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 9号 2012/6/30
 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二 ───────────────────────────────────
 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配 信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:〇平成24年第2回定例会(6月議会)が終了
 ┏ 活動紹介 :〇議員定数2名削減が決定
        :〇議会において一般質問を行いました
 ┏ お知らせ :〇県立西部総合職業技術校の概要
        :〇東京電力へ原子力損害賠償請求
        :〇市内公立中学校生徒の逮捕について(今後の対応)
        :〇はだのブランド認定制度(商工会議所)
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 メールマガジンをご登録の皆様へ
●社会保障の行方は?
 日本の社会保障の現状は、少子超高齢社会や人口減少社会の到来により、こ のままの制度では立ち行かない状況となっていることは、国民の皆さまも十分 にご理解頂いていると思います。数年後には「肩車型」と呼ばれるように、生 産世代1人が高齢者1人を支える時代が訪れます。現時点は赤字国債を発行し 何とか綱渡りをしている状況ですが、国の借金も1,000兆円を超えている 今、この綱渡りも限界にきています。
 このような状況の中で、先日「社会保障と税の一体改革法案」が衆議院を通 過しました。この法案は、まだまだ議論しなけれなならない内容ではあります が、新たな日本の仕組みづくりに向け、まずは半歩前進したと言えます。 しかしながら、与党である民主党の造反議員が57名も出てしまう結果となり、 私から見ると、この法案を利用し総選挙を見据えた、政局の綱引きをしている のではないかとの疑いを持ちます。
 議員は、日本の未来の方向性を決める仕事だと私は受止めています。反対を 唱える議員の中には「先ずは身を切ることが優先されるのではないか。」と言 われている方もいらっしゃいますが、そのことも含め国民に対し、日本の将来 に対する明確な説明(発信)をお願い致します。  ただし、政治判断が遅れれば遅れるほど、この日本に欧州と同様の金融危機 が訪れる可能性が高まり、日本は益々厳しい状況になると私は危機感を覚えて います。世界情勢が目まぐるしく変化する昨今、政治へ100点の結果を求め ることは無理なのかもしれませんが、満点に届かないとしてもスピードを重視 した判断・決断をお願いしたいと思います。

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 ┏ トピックス
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 〇平成24年第2回定例会(6月議会)が終了
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 6月7日から6月28日の会期で、第2回定例会(6月議会)が実施されま した。本議会では、市長からの提案事項8件の議案などを審議しました。
 主な決議内容は以下の通りです。
 1.印鑑条例等の一部改正
  ・外国人登録法の廃止に伴い、外国人住民における印鑑登録の事務手続き
   に関係する規定を改定するもので、このことにより、ある一定の条件を
   クリアする外国人は、今後、住民基本台帳に登録されるというものです。
   賛成全員で可決成立致しました。施行日は、7月9日からとなります。
 2.特別職職員の給与等に関する条例の一部改正
  ・今年4月に再任された 高橋 副市長の給料月額の7%を減額する提案
   が行われ、賛成多数で可決成立しました。
   施行日は7月1日からとなります。なお、再任からの3か月間(4~6
   月)は7%を自主返納されています。
 3.戸籍の証明書、住民票の写し等の引渡しを取り扱う郵便局の指定
  ・みどり郵便局が保健福祉センター内に移動することが概ね合意となりま
   した。この事業は行革推進プランのシンボル事業の一つとして、この郵
   便局で戸籍の証明書や住民票の写し等を発行できるようにするもので、
   賛成多数で可決成立しました。
 4.市道の変更   ・道路パトロール強化等により、過去の宅地造成(環境創出行為)などで    市道の認定要件を満たした道路11か所を発見し、この度、市道に変更
   する提案がなされました。賛成全員にて可決成立しました。
 その他の議案に対する詳細につきましては下記URLでご覧下さい。
 ◆平成24年第2回(6月)定例会【議決結果等】

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 ┏ 活動紹介
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 〇議員定数2名削減が決定
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 6月28日、議会最終日に議員定数削減の議提議案が出され、賛成多数で可 決致しました。 この議員定数削減は昨年9月の改選以降、議会活性化特別委員会、そして小委 員会で長期に亘り議論され多くの会派が2名減に合意し従来の26名から24 名とすることになりました。 今後も市民との意見交換を行う「議会報告会の開催」など、さらなる議会活性 化に向け議論し、市民に見える議会となるよう努力してまいります。
<議員定数>
 ・現状:          26名
 ・次回改選時(平成27年):24名
 ◆神奈川県の議員定数番付

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〇議会において一般質問を行いました
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 6月12日、第2回定例会において一般質問を行ないました。
 今回の一般質問は、本市の厳しい財政状況下で、市民サービスを継続するた め行財政改革をどのように進めているのか「持続可能な街づくり」の観点から 質問を行いました。主な内容は下記となります。
 なお、秦野市役所ホームページにも、映像が掲載されており、下記URLで ご覧頂くことができます。是非、ご覧頂きご感想をお寄せ頂けると幸いです。

<一般質問>
1.持続可能な街づくりについて
 (1)行革推進プランの進捗状況について
  質問①:公共施設再配置計画のシンボル事業に西中学校体育館と西公民館
      の複合施設建設があり市民も注目している。今年度、この調査費
      用が予算化され、今後どのような可能性があるのか。
  回答①⇒民間の力を活かした公共施設の整備手法としては、全国で最も多
      く使われている「PFI方式」が考えられる。
      それ以外に、敷地を民間会社へ貸出し、その賃貸料で公共施設の
      建設費を賄うような事例もある。この場所は駅からも近く、国道
      にも面しており立地条件が良い。この好条件を活かしプロポーザ
      ル方式などにより、より良いアイデアと可能性を検討していきた
      い。
     ※PFI(Private Finance Initiative)方式とは:
      ・国や地方自治体の代わりに公共サービスの提供を委託させる方
       式をいう。公共施設等の建設から維持管理、運営等を民間の資
       金や経営能力及び技術的能力を活用して公共サービスを提供し
       てもらうこと。発注者の行政側は委託業者の行う公共サービス
       の監視を行う。
  【要望】「民間活力の導入の可能性に関する市場調査」の結果や他市の事
      例を踏まえ、今後も市民へ分かり易く進捗を伝えるようお願
      いする。

  質問②:上下水道の事業統合が4年後(平成28年度)に計画されている
      が、現状の進捗状況は、どのようになっているのか。
  回答②⇒昨年度は、上下水道両部局の課長補佐級職員などを中心に検討を
      進めてきた。この検討を通じ、体制や庁舎など新たな検討課題や
      統合の手法が見えてきた。今年度は、組織や人員、特に多大な作
      業を要する下水道事業の企業会計制度への移行時期、庁舎などの
      検討課題を十分に議論し庁内合意を得ていきたい。
  【要望】効率向上を重視した統合が重要であり、再度統合の課題を整理し、
      計画的に進めるようお願いする。

 (2)自然との共生について
  質問①:本市の市民意識調査(平成9年度実施)でも分かるように、市民
      は、自然に恵まれた緑豊かで水が美味しい、この街を心から気に
      入っている。これまで「はだの森林づくりマスタープラン」で実
      行してきた成果はどのようなものがあるのか。
  回答①⇒平成9年の事業開始から15年を経過した現在、県が策定した本
      市の整備目標面積の約60%の森林整備が実施できた。
      里山保全再生では、平成17年度11団体だったボランティア団
      体も現在では30団体を超えている。さらに、平成20年度から
      市植樹祭を行い、約4,500人の方々の参加を得ており、全国
      植樹祭を契機に、環境・森林保全への市民意識の高揚や市民力、
      地域力が生まれ一定の成果を上げている。
  【要望】環境共生専任参事が環境省から来られており、これまでの豊富な
      経験を活かしエネルギー循環型の街となるようなプロジェクトづ
      くりをお願いする。
 ◆6月定例会の一般質問発言通告一覧表    
◆秦野市議会 議会中継システム(民政会 八尋伸二)

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 ┏ お知らせ
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 〇県立西部総合職業技術校の概要
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 平成25年度4月開校が予定されている「神奈川県西部総合職業技術校(略 称:かなテクカレッジ西部)」の概要が明らかになりました。
 この西部総合職業技術校は、旧県立大秦野高等学校の跡地に建設されている もので、下記15の訓練コースが予定されています。
<主な内容>
1.入校生の募集
 ・若年者(24歳以下)などを対象とした前期募集:10月
 ・一般の離職者などを対象とした後期募集:平成25年1~2月

2.訓練コース(15コース 延べ定員510人)
(1)工業技術分野    8コース 210人
(2)建築技術分野    5コース 180人
(3)社会サービス分野  2コース 120人

3.企業向けのスキルアップセミナー
(1)オーダー型スキルアップセミナー(在職者訓練)の企画・実施
(2)休日・夜間を含む訓練講座の実施

4.教育の支援
(1)体験教室の開催
(2)常設見学ルートの設定

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 〇東京電力へ原子力損害賠償請求
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 本市は、東京電力に対し3.11東日本大震災に伴う原子力発電所の事故の 影響による損害賠償を請求した。今回の請求内容は平成23年11月30日分 までの上水道部と水道局に関係する事業費用分で、総額は8,913,000 円となります。項目ならびに金額は下記の通りです。

<損害賠償請求の内訳>
1.下水道部
(1)放射性物質の測定費用:              95,000円
(2)汚泥搬出先の振替え・新規確保による処分委託:6,232,000円

2.水道局
(1)非常用飲料水の確保(ペットボトル):    1,890,000円
(2)放射性物質の測定費用:             623,000円
(3)旅費等:                     73,000円

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 〇市内公立中学校生徒の逮捕について(今後の対応)───────────────────────────────────
 前回のメールマガジン「きずな8号」でもお知らせしましたが、市内の公立 中学校生徒の度重なる暴力事件に対し、本市は今後、下記の対応を進める報告 がなされました。他の生徒への影響は大きく、早期の対応をお願い致します。
1.これまでの対応
 ・県教育委員会の「問題行動等防止のための非常勤講師」を設置
 ・部活動顧問派遣事業による非常勤職員の配置
 ・中学校サポートチーム立ち上げ準備会を開催
 ・地域の元教員によるボランティア支援
 ・地域の少年補導員による校内巡回パトロール
 ・教室に入らない生徒の自立に向けて、自立支援教室事業の準備
 ・大学生ボランティアにより学習支援の準備
 ・教員対象のソーシャルスキルトレーニング研修会の実施

2.今後の対応
 ・中学校サポートチームの正式発足による、学校や地域の見守り活動強化
 ・学生ボランティアによる支援の開始
 ・長期には「開かれた学校づくり」の推進
 ・「学校警察連携制度」の準備

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 〇はだのブランド認定制度(商工会議所)
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 秦野商工会議所は、秦野ならではの魅力ある商品やサービスなどを全国へ向 け広くPRするため「はだのブランド」の認定を致します。 認定対象は「秦野生まれ」「秦野育ち」「秦野発」のいずれかに該当し、申請 者がその権利を所有する食品や工芸品などです。秦野市の活性化のためにも多 くの募集をお願い致します。 なお、申し込みは下記の方法となります。

<申し込み方法>
・募集要領:申請書に必要事項を記入(申請書は、市役所に西庁舎1階商工観
      光課、または商工会議所にあります)
      ※申請品の写真などを添付して下さい。
・申込み先:秦野商工会議所(持参または郵送)
      〒257-8588 秦野市平沢2550-1  商工会議所 宛
・締切期日:7月31日(火)必着

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 △ イベントカレンダー
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 本市のイベント情報は、下記URLをご覧下さい。
 ◆イベントカレンダー
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◆次回の配信は7月下旬頃を予定しております。

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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
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