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Oct

メールマガジン【2011/10/29 配信】 1号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 1号 2011/10/29
 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二 ───────────────────────────────────
 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配 信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
メールアドレス shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp

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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:〇秦野市第3回定例会(9月議会)が終了
 ┏ 活動紹介 :〇決算特別委員会で質問
 ┏ お知らせ :〇上地区で乗合自動車の実証運行がスタート
         〇「弘法の里湯」リニューアルオープン
         〇被災地のがれき受け入れ状況について
         〇「米(こめ)」の安全が確認される
         〇空間放射線量の測定結果報告
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 メールマガジンへご登録の皆様へ
●情報発信の大切さを実感
 9月12日より市議会議員の新人としての仕事がスタートし、約一ヶ月半が 過ぎました。この間、第3回定例会が行なわれるなど、短期間で多くの出来事 がありました。一市民として行政や議会を見ていた頃とは異なり、圧倒的に多 くの情報が入ってきます。
 私の持っている情報が全てではありませんが、市民の皆さまへ少しでも秦野 に対し興味を持ってもらい意見や要望をもらえるよう、情報発信を続けていき ますので、皆さまの率直な声をお待ちしております。
●議会での担当が決定
 今回の議会で私は都市建設常任委員会(副委員長)、議会運営委員会、議会 活性化特別委員会、議会報編集委員会の委員を担当することになりました。 勉強を積み重ねながら頑張っていきたいと思います。
●興味のある部分をお読み下さい
 今回のメールマガジンは、議会後ということもあり少し記事が多くなってし まいました。全てをお読み頂ければ嬉しいのですが、皆様のご興味のある部分 をお読み頂ければと思います。

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 ┏ トピックス
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 〇秦野市第3回定例会(9月議会)が終了
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 9月20日から10月20日の会期で、第3回定例会(9月議会)が実施さ れました。今回の議会は、平成22年度の歳出歳入決算の認定についてなど、 市長提出議案16件ほかを審議・議決し閉会致しました。
 私は当選後、初めての議会となり手順やルールに戸惑うこともありましたが、 無事に終えることができました。内容で特徴的だったことは、行政側から「今 後、市の財政状況が厳しくなるので...。」という答弁が多く聞かれました。 これからの地方自治体は本市のみならず縮小する限られた財源の中で行政運営 を行なわなければならない厳しい状況になることが予想されます。  但し、厳しい財源となる中でも街の活性化や安心・安全で暮らしやすい魅力 ある街づくりとなるよう投資的な使い方も必要だと思います。 主な議決内容は以下の通りです。

1.市税条例の一部を改正(平成24年度から実施)
  固定資産税・都市計画税に係わる第3、4期の納期を変更することを議決しました。改正される時期は以下の通りです。
   <改正前> 5、7、12、2月
   <改正後> 5、7、9、12月

2.平成22年度各会計決算の認定
  平成22年度の一般会計及び水道事業会計ならびに5つの特別会計(国保・下水道・老人医療・介護・後期高齢者医療)の決算を認定(承認)しました。一般会計及び特別会計の実質収支額は約23億1千万円と黒字、単年度  収支も約1億8千万円と一般会計、特別会計それぞれ黒字となりました。
 収入未済額(市税等の滞納額)は全会計で約51億9千万円となり、前年度と比較すると約2億8千万円(5.2%)の減と若干ではあるが改善傾向にあります。水道事業会計は経常損益(営業損益+営業外損益)が約1億円の赤字となり、前年度に比較すると損失が約1億円改善しました。

3.本町中学校昇降口棟建設に関する工事請負契約の締結
  本町中学校昇降口棟の昇降口棟本体、渡り廊下(新校舎、第1棟接続用)の建設工事(平成22年度継続費設定)に関する工事請負契約を議決した。契約金額は1億5千810万円。

4.平成23年度一般会計補正予算の認定国庫支出金や県支出金の変更に伴い、約2億3千万円増の約458億5千万円となりました。

5.人事案件(正副議長の選出ほか)
  議長に髙橋照雄議員、副議長に川口薫議員を選出しました(任期は慣例に  より1年)。改選にともない各委員会のメンバーも決定しました。
 また、市教育委員会の委員に内田晴久氏を再任、市固定資産評価審査委員会の委員に古谷勝二氏を新任することに同意しました。さらに、市農業委員候補に久保寺則子氏と清水富美子氏を推薦することに同意しました。
 監査委員の任期満了により大野議員を認定しました。
 なお、議案については下記URLをご覧下さい。
 ◆第3回定例会 議案の決議結果等

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 ┏ 活動紹介
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 〇決算特別委員会で質問
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 第3回定例会の9月29、30日、10月3、4日の4日間で、平成22年 度決算特別委員会が開催され、委員として12問の質問をしました。 この決算特別委員会は、平成22年度の歳入歳出等が妥当なもので、成果が出 ているのか等を協議するもので、この議論が平成24年度の予算につながる非 常に大切なものです。私は市民の視点で防災や子育て支援に関係する下記質問 などを行ないました。

1.防災行政無線について「難聴地区の対応は!」・・・消防費(防災課)
〔質問〕3.11震災時は、携帯電話・メール等の通信手段がほとんど使用できなかった。
    (1)本市では停電時に防災行政無線は使用できるのか?
    (2)難聴地区は把握しているのか(その対応は)?
〔回答〕(1)防災行政無線には、停電時等に備えてバッテリーを設置しているので使用は可能である。
       停電時の使用は概ね5分の放送と55分の休みを繰り返した場合約72時間(3日間)使用可能。
    (2)平成18年度に全自治体に対しアンケートを実施し21ヵ所の
       難聴地域が確認され、平成19年から計画的に受信装置の設置
       を行い、平成22年度末で15ヵ所の解消を行なった。今年度
       2ヵ所に受信装置を設置予定。残りの6ヵ所については自治会
       の方々と十分に調整を行い計画的に難聴地域の解消に努めてい
       く。 〔要望〕計画的に進められているようで安心した。
    しかし、暴風雨時や高齢で
    難聴の方々など、聞き取りにくい場合も多々想定される。無線の電波
    が市内全域をカバーしているのであれば、個人の費用で購入できるよ
    うな安価な無線受信機を検討して欲しい。

2.小児医療助成制度の拡充について「拡充計画は!」・・・民生費(健康子育て課)
〔質問〕本市の財政が今後益々厳しくなることが予想される状況にある中、本
    市の小児医療助成制度の対象年齢は、0~6歳児までが入院・通院、
    7歳~中学生までが入院となっている。他市の状況としては今年度か
    ら厚木市、海老名市が新たに0歳~中学生までを入院・通院の対象に
    するなど、県内での年齢の拡充を進める市町村が増えている。
    (1)本市の小児医療助成制度の拡充計画は?
    (2)対象年齢を1歳引き上げた場合の費用は?
〔回答〕(1)現時点では平成24年度の小児医療助成制度対象年齢拡充の計
       画はないが、新総合計画「HADANO2020プラン」の重
       要な柱と考えているので、今後検討していきたい。
    (2)1歳引き上げると約3千5百万円の費用増となる。
〔要望〕この制度は子育て支援の一つであり、最近では各種子育て支援制度を
    考慮し定住先を検討する家庭もある。今後1歳ずつの拡充でも良い。
    安心して子どもを産み育てることができる街づくりをお願いする。

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  ┏ お知らせ
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 〇上地区で乗合自動車の実証運行がスタート(10月3日(月)から)
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 10月3日、上地区の湘南神奈交バスの路線廃止にともない、乗合自動車の 実証運行をスタートしました。この実証運行の期間は平成26年9月までとな っており、バスの愛称は「行け行けぼくらのかみちゃん号」と名付けられまし た。今回の乗合自動車実証運行は住民にアンケート調査を行なった結果を受け、 強い要望での実証運行となりました。今後も持続可能な交通手段として長く運 行できるよう積極的な利用をお願い致します。
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 〇「弘法の里湯」リニューアルオープン(11月1日(火)から)
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 11月1日(火)より、「弘法の里湯」がリニューアルオープン致します。
 これまで、利用していた源泉と新たに掘削された源泉二種類の源泉がかけ流 しとなります。また、リニューアルオープン当日から6日(日)まで、いろい ろなイベントも計画されています。ご家族お誘い合わせの上、リニューアルし た「弘法の里湯」をお楽しみ下さい。  詳しくは、下記URLをご覧下さい。
 ◆秦野市鶴巻温泉「弘法の里湯」 
   ◆11月1日リニューアルオープン!!
         リニューアルオープン・10周年記念イベント開催

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 〇被災地のがれきは受け入れていない(秦野市伊勢原市環境衛生組合) ───────────────────────────────────
 以前、メールマガジンの読者より「雑誌に被災地のがれき破砕作業に秦野市 伊勢原市環境衛生組合が手を挙げているという記事を見た。
市内に持ち込み処 理しているのであれば放射性物質が拡散する恐れがあり心配だ。」というメー ルを頂戴致しました。
 クリーンセンターに確認したところ「現状、被災地のがれきは受け入れてい ない。」との回答を得ることができメールを頂戴した方へ伝え安心して頂きま した。秦野市伊勢市環境衛生組合によると「東日本大震災直後、がれきの処理 が必要と考えた環境省は各自治体がどの程度処理ができるのか確認をした。そ の確認に対し当時の受け入れ量として年間最大400トンが可能と回答した。 その後『汚染がれき』という表現の記事等で市民の皆さまに心配をお掛けした のだろうと思います。」というコメントでした。また、今後の対応について確 認をしたところ、今後も一自治体では簡単に被災地のがれき受け入れ判断をす ることは困難であるとの説明がありました。  この情報も読者にとって有用な情報であると判断し、今回メールマガジンの 「お知らせ」で取り上げました。

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 〇「米(こめ)」の安全が確認される
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 9月13日に神奈川県内で生産された米(玄米)の放射能濃度について、県 内を東西の2ブロックに分け、神奈川県が実施したところ、両ブロックともに 不検出の結果が出ました。
 また、神奈川県農業協同組合中央会が本市を含む8市町で自主検査を実施し たところ、8市町すべて不検出で安全が確認されました。
 今後も食の安全・安心のため、定期的に実施していくことを要望して参りま す。測定結果は以下の通りです。

1.神奈川県実施分(米(玄米))
  <農産物の種類>   <各種別放射能濃度(Bq(ベクレル)/Kg)>
(採取市町村:ブロック名)  <放射性ヨウ素>  <放射性セシウム>
   横浜市:東         不検出        不検出
  小田原市:西         不検出        不検出

2.神奈川県農業協同組合中央会実施分
  <採取市町>       <放射性ヨウ素>  <放射性セシウム>
   藤沢市産          不検出        不検出
  海老名市産          不検出        不検出
   平塚市産          不検出        不検出
  伊勢原市産          不検出        不検出
   秦野市産          不検出        不検出
   厚木市産          不検出        不検出
   開成町産          不検出        不検出
  相模原市産          不検出        不検出

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 〇空間放射線量の測定結果報告
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 市では市内の公共施設等において空間放射線量を測定しています。測定結果 は、下記URLでお知らせしていますので、ご覧下さい。
 <測定日程と施設>  10月3日~13日  公園の空間放射線量の測定
 10月12日~14日 幼稚園、小中学校等の空間放射線量の測定
 10月11日     保育園の空間放射線量の測定
 10月4日~7日   湧水地、観光地等の空間放射線量の測定
 9月21日      市役所本庁舎の空間放射線量の測定
 8月31日      空間放射線量の再測定
 8月22日~24日  市内公共施設等の空間放射線量の測定  ◆空間放射線量の測定結果について

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◆次回の配信は11月下旬頃を予定しております。

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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
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