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メールマガジン【2021/2/28 配信】 113号

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 ◆◆◆ 秦野市議会ニュース『きずな』◆◆◆ 113号 2021/2/28
 絆(きずな)未来へつなぐ秦野(まち)づくり 市議会議員 やひろ伸二
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 本ニュースは、私の議員活動や秦野市の動向をメールマガジンという形で配
信させて頂いております。
ご意見、ご要望やご質問等があればメールにてお送り下さい。
皆様からのメールをお待ちしております。
 送り先E-mail:shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
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 ~ 本号の主な内容 ~
 ┏ トピックス:○本市教職員の逮捕
         ○軽自動車税の重課税率適用に複数年の誤り
         ○秦野赤十字病院でクラスター発生
         ○第1回定例会(予算議会)開会中(2月26日~)
 ┏ 活動紹介 :○ハイエンス神奈川による理科授業支援
         ○会派でRPA導入のオンライン視察を実施
         ○中学校の部活動休日クラブ化の視察を傍聴
 ┏ お知らせ :○コロナ関連で専決処分(1,310万2千円)
         ○各種市内イベントがコロナで中止
         ○コロナ感染の自宅療養者に市が支援
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 メールマガジンをご登録の皆様へ

◇市議会の議会報告会が進化◇
 今回で第7回となる、秦野市議会の議会報告会に少しだけ前進がありました。
 これまで本市議会では、議会報告会を行なった市民や組織、団体の意見・要
望を聴取し、回答をその場で行い、回答を必要とする質問者には、ホームペー
ジを活用して議会として回答をしていました。
 現在の議会報告会は、市民の意見を直接聴取するのではなく、市内で活動さ
れている組織や団体などへ議会報告を行なうようにし、そこでの意見交換を行
なうのみに留まっていました。
 今回の議会報告会では、その意見交換を意見・要望として聴取し、その内容
を精査し行政で課題解決ができるものを纏め、議長から市長宛へ「要望書」と
して提出することに進化しました。
 この対応は、私が議会報告会検討会の座長を務めている頃から提案をしてい
たものの、なかなか実現しませんでしたが、今回、優秀な議会局の職員にサポ
ートいただいたことのより、悲願の達成となりました。
 なお、私が委員長を務める総務常任委員会では、日頃より市内の安心・安全
に貢献している秦野市交通安全協会に対し議会報告会を昨年11月に行い、2
月22日(月)に回答書をお届けしました。
 回答書をお渡しした際、秦野市安全協会の役員からは、「このように丁寧に
回答書をいただくのは始めてで嬉しい。これからも定期的に意見交換をさせて
いただきたい。」との要望を頂戴しました。
 このように、市民や市内で活動する団体や組織は多かれ少なかれ課題を抱え
ています。その課題に議会として耳を傾け少しでも解決することが、本市を暮
らしやすいまちにする一つの方法だと私は考えています。
 今後も市内で活動する団体や組織のみならず、市民との直接の意見交換を再
開し、市議会や行政が対応できることを精査し、少しずつではありますが、暮
らしやすいまちへと近づけるよう努力していきます。
 現在、秦野市議会では「通年会期制」の導入を検討しています。今こそ、市
民のために議会として通年的に何ができるのか検討をする良い機会だと思いま
す。前向きに議論・検討していきます。

◇市議会から回答書(やひろ伸二 公式ホームページ)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/11865
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 ┏ トピックス
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 ○本市教職員の逮捕
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 1月31日(日)秦野市立中学校の男性教諭 山口勝久(61歳)が、午前
5時33分に、平塚市内の路上において現行犯逮捕されました。逮捕容疑は器
物損壊で、ガードレールへの汚損行為(油性ペンでの落書き)をしたものです。
 山口 氏は、昨年3月末に定年退職し、再任用職員として市内で数学の教鞭
を継続していました。
 教育委員会は、翌日臨時校長会を開催し状況報告ならびに各学校の教職員に
向けて再発防止にかかる指導を行いました。
 コロナ禍で教職員においても、ストレスは計り知れないものがあることは確か
ですが、法律違反は許されることではなく、非常に残念な事件です。
 なお、処分などについては、現時点での報告はありません。

◇《神奈川・平塚》“優秀教師”がガードレールに卑猥な落書き、影にあった
 「家族の不和」
https://www.jprime.jp/articles/-/20051
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 ○軽自動車税の重課税率適用に複数年の誤り
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 軽自動車税(種別割)について、平成28年度から「重課税率」を一部に適
用させていない課税誤りがあり、さらに、この対象者へ税額変更の適用年度に
ついて誤った説明をしていたことが判明しました。
 令和2年11月27日(金)、平成26年度の地方税法の改正に伴い、新車
登録後13年を経過する軽四輪自動車等に係る軽自動車税(種別割)には、平
成28年度から「重課税率」として、税率が概ね20%上乗せされていました。
今回、本市の基幹システムを新システムへ移行する作業中に、重課税率を適用
すべき軽四輪自動車の一部について、当初から適用されていない誤りが判明し
たものです。
 また、この課税誤りの対象者に重課税率の賦課漏れ及び税額変更について通
知した際、遡及して税額変更しないことを説明しましたが、法定納期限から3
年度分の課税まで遡及できることが分かり、法令解釈に誤りがあったことも判
明しました。
 公表がこの時期となった理由は、本市に登録がある軽四輪自動車は約32,
000台で、重課税率の適用台数は約8,500台であり、課税データの再確
認に時間を要したためとしています。
 なお、原因と影響、対策は下記と発表していますが、ミスが発生し調査して
いたから公表が遅れるというのは、一般企業では考えられず、ミスの公表をし
た後に、対象件数や金額を調査し、再発防止策などとともに再公表するという
対応が、基本ではないかと感じます。
 また、市民に対し、誠実であり続ける行政であって欲しいとも思います。

1.原因
 課税処理は、重課税率の適用年度や初回車両登録年の情報を基に課税台帳を
 作成し賦課決定を行う。平成28年度の課税台帳を作成する際に、職員の事
 務処理の誤りによって、一部について重課税率の適用が漏れたまま、賦課決
 定を行い複数年にわたり課税誤りが生じた。
2.影響(対象者数及び金額)
(1)税額を変更する対象者数及び金額
 ・平成30年度から令和2年度までの3年度分
  人数:21人、対象車両数:25台、金額:122,700円
(2)時効により税額を変更しない対象者数及び金額
 ・時効により税額を変更しない対象者数及び金額
  人数:13人、対象車両数:16台、金額: 66,300円
3.今後の対応
(1)変更通知書及び差額の納付書
 税額が変更となる方へ、平成30年度から令和2年度までの3年度分につい
 て税額変更の通知を行い、対象者へ直接訪問し経緯を記載したお詫びの文書、
 税額変更通知書及び差額の納付書を渡し納付をお願いする。
(2)再発防止の取組み
 今後は、重課税率についてのチェックリストを作成し、税制改正時や毎年度
 の税額算定では、複数職員による確認体制を徹底する。
 また、法令等の解釈に当たっては、神奈川県への照会や他市との情報交換な
 どで確認するとともに、より一層の職員の専門知識の習熟に努め、法令に基
 づいた適正な課税事務を行うよう徹底する。
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 ○秦野赤十字病院でクラスター発生
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 2月9日(火)秦野赤十字病院で複数名の入院患者及び職員が、新型コロナ
ウイルスに感染していることが確認された件について同医院から、第四報の報
告が2月18日(木)に行われ、最終的に感染者数が下記であることが分かり
ました。
 同医院は、今後も保健所との連携を図り、患者及び職員の経過観察を行うと
ともに感染拡大防止に向け適切な対応に努めていくとしています。

<感染者数(2月18日(木)9時現在)>
 入院患者: 4人
 職  員:19人
 委託職員: 2人  (合計25人)

◇新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ(秦野赤十字病院)
http://hadano-jrc.jp/content/files/jushin/covid_20210218.pdf
◇神奈川県所管域で1人死亡18人感染 秦野赤十字病院で拡大
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-405086.html
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 ○第1回定例会(予算議会)開会中(2月26日~)
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 2月26日(金)~3月26日(金)の会期にて、令和3年3月秦野市議会
第1回定例会が開会されています。
 今定例会で審議される主な内容は下記URLに掲載されていますので、ご意
見等があればメール等でお送り頂けると幸いです。
 今定例会は、令和3年度の予算を決める重要な位置づけですので、慎重かつ
十分な審議をしたいと思います。

◇令和3年3月秦野市議会第1回定例会会期日程(秦野市)
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1601548021628/index.html
◇令和3年3月秦野市議会第1回定例会提出議案等一覧表(秦野市)
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1613620182667/simple/gian.pdf
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 ┏ 活動紹介
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 ○ハイエンス神奈川による理科授業支援
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 「秦野市からノーベル賞を!」合言葉に、小中学校を対象にした理科授業支
援を行うボランティアを「ハイエンス神奈川」という名前で、日立OBを中心
とした有志の方々のご協力により5年前頃から立上げ活動をしています。
 今年度は、秦野市立上小学校の教室での支援と、秦野市立西中学校の理科実
験動画の撮影を行いました。
 昨年度末から新型コロナウイルス感染症の感染拡大が影響し、教室での支援
を行うことが難しくなり、色々な学校と調整した結果2校の対応となりました。
 上小学校は、2月8日(月)に実施し、生徒数に合わせ支援するOBの人数
も制限し、フェイスシールドを装着するなど十分な感染防止対策を行っての支
援とし、生徒の皆さんからは「楽しかった。」「面白かった。」との声を頂戴
しました。
 なお、上小学校の支援には、日立ITエコ実験村の方々にもご協力いただい
ています。
 これを機に、理科を好きになってもらえると嬉しく思います。
<単元の内容>
・4年生:「物のあたたまり方」「冬の生き物」
・5年生:「電磁石のはたらき」「モーターのしくみ」
・6年生:「電気のへんかん」

◇「理科の面白さ」体感 日立OBが上小で授業支援(タウンニュース秦野版)
https://www.townnews.co.jp/0610/2021/02/19/562614.html
◇笑顔がいっぱい(やひろ伸二 公式ホームページ)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/11811
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 ○会派でRPA導入のオンライン視察を実施
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 2月9日(火)「RPA導入の取り組みについて」というテーマで、佐倉市
役所情報システム課を会派(市民クラブ)にてオンライン視察しました。
 佐倉市は、人口規模や東京からの距離などが類似しており、庁内で取り扱う
データ量なども近く、パソコンでの業務処理を自動化するRPA(Robotic
Process Automation)の導入状況も少しだけ先行しています。
 その導入状況や体制などについて視察しました。
 佐倉市は、詳細に纏めたプレゼン資料を私たちとオンライン共有しRPAの
導入背景、流れ、効果、展開状況、今後の課題など、丁寧なご説明をして下さ
いました。
 私が印象的だと感じたのはRPAのメリットとして、「職員が従事する時間
が少なくなるのであり、処理時間が『短縮』されるわけではない。」、また、
「自動化により『ミスが極小化』される。」という内容です。
 さらに、効果が出ない業務もあるようで、導入してみないと分からないケー
スもあるそうです。
 現在、本市では試行的な導入を進めています。今回の視察を参考に、本市で
の体制や進め方を再検討し業務効率を上げて、市職員がもう一段クリエイティ
ブな職務に携わることができるようにしていきたいと思います。
 なお、視察を受け入れていただいた佐倉市への御礼として、名産の株式会社
旭鶴の「日本酒飲み比べセット」を購入しました。

◇RPAのオンライン視察(やひろ伸二 公式ホームページ)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/11813
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 ○中学校の部活動休日クラブ化の視察を傍聴
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 2月10日(水)中学校の休日の部活動を「はしまなごみスポーツクラブ」
としてクラブ化する取組みをオンライン視察する本市教育指導課の傍聴をさせ
て頂きました。
 岐阜県羽島市竹鼻中学校では、3年ほど前から同校区内に拠点を置き「地域
スポーツクラブ化」を進めており、来年度から文科省と県の承認を得て「総合
型地域スポーツクラブ休日」を正式スタートすることをWebで知り、オンラ
イン視察の申し込みをしました。
 しかしながら、問い合わせた議会事務局にオンラインの環境がないことなど
から調整が進みませんでしたが、同様の取組みを進めている本市教育指導課か
ら先方の担当課へ直接交渉してもらい実現したものです。
 私は会派(市民クラブ)の一員として傍聴致しました。
 視察では、指導者の登録や徴収する費用、中体連とクラブの棲み分けなどの
考え方、そして下記のようなメリットを確認することができ、有意義なオンラ
イン視察の傍聴となりました。
 なお、傍聴の立場で質問をさせて頂き、本当に感謝致します。
 本市も県内初となる取組みとして検討が進められています。秦野スタイルと
して下記メリットが実現されることを願っています。

<総合型地域スポーツクラブ休日に活用するメリット>
① 生徒の選択肢が増えること(多種目への挑戦・勉強時間の確保など)
 ②専門家による質の高い指導が継続的に受けられること
 ③教職員の働き方改革に繋がること

◇連日のオンライン視察(やひろ伸二 公式ホームページ)
http://www.shinjiyahiro.com/blog/view/11815
◇竹鼻中学校の休日部活動をクラブ化
https://www.city.hashima.lg.jp/0000013231.html
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 ┏ お知らせ
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 ○コロナ関連で専決処分(1,310万2千円)
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 2月10日(水)本市は、新型コロナウイルス感染症対策として、国庫補助
金である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、令和2
年度一般会計に1,310万2千円を追加する専決処分を行い、歳入歳出予算
の総額を700億6,388万3千円とする報告がありました。
詳細につきましては、2月26日(金)に開会した令和3年3月第1回定例会
(予算議会)にて説明がなされます。
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 ○各種市内イベントがコロナで中止
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 政府は、2月2日(火)付で、新型コロナウイルス感染症における緊急事態
宣言の措置期間を3月7日(日)まで延長することを発表しました。
 この延長を受け本市は、公共施設の取扱いを1月9日(土)からの対応を3
月7日(日)まで継続することとしました。
 また、感染拡大防止のため下記イベントの中止を決めました。
 各種イベントの中止により、人と人との交流が難しくなりますが、ワクチン
の接種などにより免疫の確保によるコロナの早期収束が果たされることを願う
ばかりです。
<中止が決定したイベント>
・おかめ桜育樹祭
・水無川清掃
・里山まつり
・はだの桜まつり2021
・狂犬病予防集合接種
・第65回 秦野丹沢まつり
 ※登山安全祈願式と山開き宣言、遭難者慰霊祭は4月18日(日)に関係者
 のみで行う予定
・鶴巻温泉春まつり
・第46回 秦野市商工まつり
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 ○コロナ感染の自宅療養者に市が支援
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 2月25日(木)から3月31日(水)の間、本市に居住され新型コロナウ
イルス感染症に罹患し下記項目に該当し、本市からの支援を希望される方に支
援をすることとしました。
<詳細>
1.対象者
(1)一人世帯
(2)家族全員が陽性者となった世帯(小学生以下の子等が陰性の場合も含む)
2.支援内容
(1)県の配食サービスが開始されるまでの3日間程度の食料品(レトルト食
   品、カップ麺及び缶詰等)の提供
 ア 県の配食サービスは保健所からの必要書類が県に提出された後、4日程
   度で初回の配達となることから、初回配達までの3日間程度の食料品等
   を提供します。
 イ 食料品については、食物アレルギー対応となっていないため、各食料の
   表示を確認する旨を支援依頼時に対象者等へ伝えます。
(2)アルコール消毒液及びビニール手袋等の感染症予防物品の提供
(3)可燃ごみの戸別収集
(4)要介護認定者に対し、担当ケアマネージャーと連携した支援の働きかけ
3.支援体制
(1)支援担当者(地域安全課)
(2)各部局からの応援職員で構成する支援実施チーム(2人1組、当番制)
   20名程度(支援実施時のみ従事)
4.実施期間
 令和3年2月25日から同年3月31日まで
  ※来年度以降の対応については、感染状況や支援の実績等をもとに秦野市
   新型コロナウイルス感染症対策本部で決定します。
5.その他
 さらなる詳細につきましては、地域安全課危機管理担当(電話:82-96
 25(直通))へお問合わせ下さい。
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 レスへ返信し、お知らせ下さい。
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◆次回の配信は3月下旬頃を予定しております。
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┌─╂ 秦野市議会議員  やひろ 伸二(八尋 しんじ)
■━┛<事務所>
│   〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
│   TEL 0463-88-2777 FAX  0463-88-1443
│  <自宅>  
│   〒259-1331 神奈川県秦野市堀西70-1
│   TEL&FAX 0463-87-6224
│   E-mail    shinji.yahiro@jcom.home.ne.jp
│   ホームページ http://www.shinjiyahiro.com/
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